KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

CAボーイ (角川文庫)

CAボーイ (角川文庫)

CAボーイ (角川文庫)

作家
宮木あや子
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-08-24
ISBN
9784041137574
amazonで購入する Kindle版を購入する

CAボーイ (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

よっち

パイロットの夢を諦め外資系ホテルで敏腕ホテルマンとして働いていた入社5年目の高橋治真。そんな彼がNALのCA配属前提の総合職募集を知り航空業界に飛び込むお仕事小説。治真が出会うプロ意識の高い先輩CA紫絵やグランドスタッフ茅乃、指導教官オブライエン。そして絆が深い大学時代の友人たちとパイロットだった父の秘密。描かれる航空業界ネタも面白かったですが、とびきり有能なのに苦い過去を抱えるどこか危うい治真と周囲の関係が本当にいい感じで、真相を知った治真がこれからどうするのか、またこの物語の続きが読んでみたいですね。

2023/08/24

荒川叶

飛行機に乗ったことがないので知らない事だらけだった。 CAは乗客の命を守る仕事。緊急事態に備え日々の訓練を行う。そして覚悟をもって日々の業務に取り組む姿は尊敬する。

2023/09/07

陽ちゃん

お仕事小説であり、謎解きであり、恋愛小説でもありって盛りだくさんの作品でした。パイロットになりたいという夢を諦めたくなくて、5年間勤めた優良ホテルのフロントを退職して、航空会社のCA途中採用に応募した治真ですが、容姿端麗で語学が出来、人当たりも抜群な一方、パイロットだった父が薬物使用で資格を剥奪され、周囲の誹謗中傷で傷ついた過去に苦しんでいて、仲間たちの助けもあって真相が分かって良かったな、と。でも、シリアスなだけでなく、校閲ガールネタなんかも登場して読みながら爆笑もさせていただきました。

2023/09/18

ぴちか

宮木あや子様B面小説。『帝国の女』の時も思ったのだが、業界内のルールや登場人物が携わっている仕事への理解とストーリーへの落とし込みが深すぎる。しかも、今回は主人公(の父)の身に起こった、過去の事件の真相も追い、ちゃっかり恋愛要素も入るという詰め込み設定。「これ本当に終わるの?大丈夫?」と心配しながら読みましたが、ノープロブレム、しっかりまとまって終わります。一見ライトな小説に見せて、作者のどっしりとした手腕を感じさせる良作です。また、某たい焼き屋さん等宮木様の著作を愛する方々へのサービスもてんこもりです。

2023/09/13

sin

kindle版。作家買い。宮木あや子のお仕事小説。航空業界と男性CA、そこにミステリーと軽く恋も含め、最後の章はコロナ禍。このたい焼き屋さんが出てくるのは何の小説だった?

2023/11/16

感想・レビューをもっと見る