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知能犯 (角川文庫)

知能犯 (角川文庫)

知能犯 (角川文庫)

作家
翔田寛
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-10-24
ISBN
9784041138816
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知能犯 (角川文庫) / 感想・レビュー

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タイ子

今作も容疑者をじわりじわりと攻めていきます。プロローグで一つの出来事が描かれ、それが後にどんな関係に発展するのか。そして、面白いのは最初から一人の男が容疑者扱いされて取調室で刑事たちと何気ない会話を続けていること。なんだ?この男の正体は?まずそこに興味がわいてくる。事件の概要は、たまたま刑事が帰宅中に遭遇する傷害致死事件。逮捕された犯人はパトカーの中で急死。捜査中に現れる数々の不審な点。真相までの刑事たちがコツコツと調べ上げる捜査とそれが繋がっていく様に目が離せない。最後に追い詰める香山刑事。面白い!

2023/11/11

のりオバ

目と鼻の先で2つの事件発生 コンビニ人質事件 刺殺殺人事件 刺殺犯人は 連行される途中パトカー内で急死 そして一年前の同日に愛娘を事故で 亡くしており 刺殺被害者も偶然一年前その場にいた 複雑に交差する人間模様と情 最後に全てがわかった時 読者はとてつもない悲しみに 襲われるだろう 伏線が面白かったです!

2023/11/14

TAKA

意味深なプロローグから始まるシリーズ第3弾。一見無関係と思われる人物の聴取からスタート。外堀を埋めるかのようにはめ込まれていくパズルのピース。どんな小さなピースでも見落とさず、救い上げ徐々に追い詰めていく。そしてラストピース。そう来たか!やられた!

2023/11/16

TAKA0726

船橋署刑事課・香山亮介シリーズ◯◯犯。TVドラマは香山が小泉孝太郎、ガリ勉のこだわり屋増岡が瀧本美織。前半では誰が知能犯なのか全く想像できなかった。各章、段落の終わりに次の展開を期待させる問いかけ構成は好き。後半の犯人とのやり取りはコンビニ事件との絡みなど無理矢理感があり、偶然や僥倖だよりが多い。守る犯人と攻める警察の戦いで攻略手段の武器や物証、目撃者や動機の攻めてを持たないのにあらゆる手段や戦略を駆使し、難攻不落の城塞を陥落に挑む香山と犯人のやり取りは良。優しそうで頭がいい人にも醜い悪意は巣食っている。

2023/12/22

みいやん

シリーズ4作目。次々起こる事件での刑事達の地道な捜査と取調室での香山が交互に描かれておもしろかった。

2023/12/13

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