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やまのめの六人 (角川ホラー文庫)

やまのめの六人 (角川ホラー文庫)

やまのめの六人 (角川ホラー文庫)

作家
原浩
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-12-22
ISBN
9784041144022
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やまのめの六人 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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ヒデキ

クルマ屋さんで定期点検を待っている間に 一気読みしてしまいました。 クローズドサークルになった山荘で 強盗をした5人組が、いつの間にか6人になっている というパターンを組み合わせて お互いに疑心暗鬼な状態になっていくみんな その中で暗躍する「やまのめ」 ありがちなパターンの話かな?とも思いましたが スピーディな展開で一気に持っていってくれました。 著者の別の作品も読んでみたいです

2024/04/11

オーウェン

嵐によって起こった土砂崩れで、5人乗りの車が山で遭難。 そこで助けられた兄弟が住む小屋に避難するが、そこでは悪夢のような出来事が。 この5人が強盗で盗んだダイヤを巡って争い、尚且つ住人達も争いに巻き込んでいく。 更には5人のはずがなぜか6人目がおり、それが誰なのかを推理していくミステリ。 やまのめというホラー部分もあるが、そこまで登場人物が多くないので、ミステリとしてはかなり優しいつくり。 ホラーもそこまでゾワッとしないし、佳作の域に終わった感じ。

2024/02/06

眠る山猫屋

五人の強盗たちが山奥で事故に。助けてくれた兄弟はどうやら追い剥ぎのようだが、いつの間にか五人は六人になっていて・・・。アメリカンカントリーホラーと日本的な妖怪譚がミックスされたような盛り込みが楽しく(?)ないはずが無い。章立て毎に一人づつ減っていくわけだが、さて怖いのは妖怪か山賊一家か、はたまた狂気に揺さぶられていく人間か。妖怪“やまのめ”が写し出す鏡像と各々が抱えた深い闇が乱反射するようで、目眩くらくら。楽しめた。

2023/12/23

らすかる

最近お気に入りの原浩さん作品。ちょっと三津田信三作品に似た感じで好きなのかも。今回も「やまのめ」という怪異がものがたりの軸になる。やまのめは人に紛れる。5人だった強盗が6人に。誰がやまのめなのか。そしてサイコ一家との死闘。やまのめが誰か、は気づいてたけれどラストの展開は予想できませんでした。ミステリーと怪異のミックスはやはり大好物ですわ( ≖ᴗ≖​)ニヤッ

2024/01/28

Satoshi

宝石強盗が土砂崩れに巻き込まれ、やっかいになった家は山賊一家。その中、1名増えている。増えた人物を妖怪やまのめとして、そのやまのめは誰なのか。全員悪人なので、応援するキャラクターもおらず、結局全員死ぬんだろうなと思っていたら、山姥みたいな金崎夫人は生き残る。それが意外性か?

2024/03/09

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