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マリー・アントワネット 上 (角川文庫)

マリー・アントワネット 上 (角川文庫)

マリー・アントワネット 上 (角川文庫)

作家
シュテファン・ツヴァイク
Stefan Zweig
中野京子
出版社
角川書店
発売日
2007-01-17
ISBN
9784042082071
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マリー・アントワネット 上 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

ツヴァイクの名作伝記。と言うよりも、日本では池田理代子が『ベルサイユのばら』を描くきっかけとなった作品と呼ぶほうがしっくりと来るかもしれない。高校生の池田を魅了した(必ずマリー・アントワネットを主人公にした漫画を描くと決意するほどの)この名作は、現在読んでもなお、その力を失わず、色褪せず、読む者の心を鷲掴みにする。マリー・アントワネット、ならびにルイ16世に対してツヴァイクは、一定の同情を示しながらも、終始一貫して辛辣な評価を貫いている。(つづく)

2019/12/18

紅香

宿敵フランス、ブルボン家と永遠の絆の証を担うためオーストリア、ハプスブルク家、14歳のマリー・アントワネットが国境を越える。。敬愛する中野京子さん訳なので面白いに違いないと手にする。期待通り、面白い。小説の形式ではないけれど、ひとつひとつの経過、心理描写が分かりやすい。運命的な筆力に引き込まれ、結末は知っているのにドキドキする。読めば読むほど王妃の立場としてのアントワネットの行動に悲しくなってしまうけど、誠実な献身的なフェルゼンが登場してきたことにより、何だか報われたような気がする。一挙に色めく♪次巻へ。

2015/07/27

assam2005

以前読んだ「池田理代子の世界」で紹介されていた一冊。オスカルのいない「ベルばら」。伝記文学の為か、作者の特徴か、訳者の持ち味か。小説とは違う、「怖い絵」の中野京子らしい解説でページは進む。そして、池田理代子さんのマリー・アントワネットが少女漫画らしく、どんなに美化されていたのかもわかった。努力を嫌い、考えることを嫌い、今楽しむことだけしか見ないとどうなるか。前編はフェルゼン抜きなので、アントワネットの良いところが一つも出てこない。やはりアントワネットの真髄はフェルゼンとの恋にあるのかも。

2017/11/30

さっちゃん

マリーアントワネットの半生が生き生きと描きだされる。まるで宝塚の舞台を観ているような絢爛豪華な舞台。オーストリアの女帝マリア・テレジアの娘として生まれ、フランスに嫁いで王妃になりどのように国庫のお金を湯水の如く浪費していったか。ツヴァイクの手により詳細に豊かに、執拗に一人の女性が形造られる。王妃と呼ぶにはあまりに頼りない、未熟な女性。また夫のルイ16世の無能ぶり!下巻での彼女が内面的にどのよう変わるか楽しみ。

2015/09/22

navyblue

もう、脳内で「ベルばら」が自動再生されました。なんだか見てきたような詳細な内容だな、と思ったら、「ベルばら」はこの本をもとに描かれたらしいです。どうりで、、。ひたすら事実だけを淡々と書こうという試みは感じますが、ところどころで著者の感情も垣間見えるような気がします。偉大なお母様のもとで教育を受けながらも、もともと持っていた性質を変えることができないまま嫁いでしまったマリーアントワネット。せめて、もう少し分別がつくまで成長してからの結婚なら、あるいは悲劇は起こらなかったのではと思いました。このまま下巻へ!

2019/01/30

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