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キャピタルダンス (角川文庫 い 50-3)

キャピタルダンス (角川文庫 い 50-3)

キャピタルダンス (角川文庫 い 50-3)

作家
井上尚登
おおの 麻里
出版社
KADOKAWA
発売日
2004-01-24
ISBN
9784043582037
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キャピタルダンス (角川文庫 い 50-3) / 感想・レビュー

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jun

著者の作品は映画化された「T.R.Y」に続いて2作目。前作も「騙し」がテーマだったが、本作はそれを凌ぐ壮絶な「騙し合い」の物語だ。ネットビジネス、ベンチャー企業の上場、M&Aとなかなかダイナミックな舞台装置の中、張り巡らされた伏線が次々と見事に回収されていく後半は、正に頁をめくる手が止まらず、ただひたすら騙される快感に酔ってしまった。「ビルゲイツを振った女」である林青のキャラも一筋通っていてナイス。

2013/07/14

福猫

明晰な頭脳と、度胸と、資産があれば起業も可能に思えてくる。明晰な頭脳も、資産も、度胸もない自分の代わりに、本作の主人公が、爽快なまでに成し遂げてくれる。女性だからといって、遠慮はしないし、へこたれもしない。のされてものされても立ち上がっていく。まさに、息つく暇も無いといった感じで読んだ作品だナ。女性は特に感情移入しやすい作品ではないカナ。

2004/02/11

K

ITバブル前後が舞台。伏線の回収が見事でビジネス小説としてよりもミステリーとしてのほうが楽しめる。

2011/03/25

ながはな

一気読みとはいかなかったけど、周到に張り巡らされた罠にちょっとドキドキ。起業の難しさも凄くリアルに描かれてたと思いますした。

2012/05/23

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