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愛情日誌 (角川文庫)

愛情日誌 (角川文庫)

愛情日誌 (角川文庫)

作家
夏石鈴子
出版社
KADOKAWA
発売日
2010-01-22
ISBN
9784043604067
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愛情日誌 (角川文庫) / 感想・レビュー

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じいじ

映画監督の夫と1男1女に囲まれる主婦・豊子さんの奮闘記は愉しめます。ほっこりする話題満載で、明日さっそく友人に話したくなります。ウイットに富んだ夫婦の会話はユーモラスで痛快です。「もし、俺と別れたくなったら、具が玉ねぎだけの味噌汁を黙って目の前に置けばいいから…」には共感。時々ケンカもするけれど、夫大好きな豊子さんです。妻目線で綴った表題作を含む連作短篇、夫の心の裡の描写も丁寧です。著者のやさしい気遣いが心地よい一冊でした。

2018/10/07

coco夏ko10角

小さい子供二人いてこんなに働くってすごいなぁ。途中色々あったけど、終盤の瀬川先生にもっていかれた。

2015/06/17

takaC

豊子さん物語には前日譚があったのか。文庫化に際してオリジナルの『愛情日誌』から除外されたらしい「催花雨」は五十嵐豊子さんの話ではないってことなのかな?機会があったら要チェック、と。

2011/02/27

たま

この作品の大きなテーマは夫婦のセックスというセクシャルなものですが、その中には男女の性差や家事分担の問題、女性の社会進出と子育ての両立の問題など、深刻な問題がたくさんあり、リアリティーに溢れています。でも、どんな大変なことが描かれていても、主人公の豊子やその夫の明彦の茶目っ気で緩和されていて、読んでいてほっとします。外でも内でも問題を抱える豊子さんですが、それでも自分を必要とする人(子どもを筆頭に)がいて、その人たちの為に奮闘する豊子さんに元気をもらいました。とても素敵な幸せ小説だったと思います。

2012/10/08

まど

恋愛して、結婚して、子どもを産んで、それでもずっと男と女?っていう夫婦の物語2編とほか1編。夫婦の話は「そうそう」なんて思いながら読みました。平凡な日常がユーモラスに描かれていて面白かったです。

2010/09/06

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