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傘の自由化は可能か (角川文庫)

傘の自由化は可能か (角川文庫)

傘の自由化は可能か (角川文庫)

作家
大崎善生
出版社
KADOKAWA
発売日
2009-11-25
ISBN
9784043740055
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傘の自由化は可能か (角川文庫) / 感想・レビュー

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みなみ

大崎さんのエッセイ。淡々とした文体でさりげない日常を描かれていて、人間らしさを感じた。「傘の自由化は可能か」というタイトルに惹かれて読んでみたが、実際に戸田市で実施されたことがあるのは驚き。善意の傘が持ち去られて、戻ってくることはなかったのが寂しい限り。それ以外には、餃子を手作りするエピソードや小鳥にパンをあげるエピソードなど、日常的に色んなことを考えているのがよく分かる。

2022/02/25

0kaeri

初読みの作者様。北海道出身。大学の時に割り気って話せる仲間を苦労されたとのこと。異性の、しかも男の人も我が儘だったり、子どものような無邪気さが面白かったです!段々と性格がわかったような気がして、共感するところもありまたひとつ良い作品に出会えたと思います。

2015/01/30

かおるん

このひとの、文章がすき。タイトルにふらふら惹かれて手にとったけど、大正解でした。基本的にエッセイって苦手なんですが、どうしてこうおもしろいんだろう。天使の話に号泣。大崎さんの小説も読みたくなりました。ノンフィクションも、ストーリーも、そしてまだあるならばエッセイも。自分がもしエッセイを書いたときにこれだけの情報量とくすっと笑わせるユーモアと感銘させる文章を書けるだろうか。文字書きというのは、本当に偉大ですね。

2011/12/23

ジュール リブレ

大崎さん、小説未読ですが、いきなりエッセイから入っちゃいました。小説を書く背景とかきっかけとか。。。

2010/07/08

CEJZ_

1P16行。これは2006年の単行本発売時にも買ったし、09年の文庫化時にも買った。短いエッセイ集が読みたくなり、読み返してみた。題名が良くて惹きつけられる。表紙のデザインも好きだ。「カサノジユウカハカノウカ」、別に回文でも何でもない。でもこの作品を読んで以降、わたしもこの言葉を、ふとしたときに思い出し、繰り返し暗唱している。著者の学生時代の、暗澹たる暮らしと常にともにあった思想。様々な媒体で発表したエッセイ集で、取り上げた事物が重複している面もあるが、わたしの記憶の湖にしっかりと残る作品だ。

2014/12/02

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