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戦国自衛隊1549 (角川文庫 ふ 24-1)

戦国自衛隊1549 (角川文庫 ふ 24-1)

戦国自衛隊1549 (角川文庫 ふ 24-1)

作家
福井晴敏
生頼範義
半村良
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2009-11-25
ISBN
9784043943142
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戦国自衛隊1549 (角川文庫 ふ 24-1) / 感想・レビュー

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gonta19

2009/11/28 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2014/11/7〜11/11 1年半振りの福井作品。 半村良氏の「戦国自衛隊」のPart2的作品。相変わらず戦闘シーンが素晴らしい。が、タイムパラドックスものの苦しいところ。最後の締め方がちょっと残念。

2014/11/11

Our Homeisland

好きな作家なので、タイトルにも惹かれて読んでみました。悪くはないですがそれほどでもないという評価です。自衛隊もの武器、戦闘シーンものは得意な作者ですので、それは良かったですが、ストーリー展開に意外性がなく物語の厚みがない、軽いエンタテインメントになってしまっていたという感想です。映画からのノベライズ版ということでもないですし、表紙に原作としてオリジナルの作者の半村良の名前が入っているという、出来上がり方も珍しい作品ですね。この作者のものでは、あと読んでいない「終戦のローレライ」を今度読んでみるつもりです。

2014/01/30

dr2006

戦国武将が現代に生まれ変わり「世」を憂慮するトヨタのReBORNのCMがあるが、これは逆に自衛隊が戦国の世へ行くという話。ストーリーとしては非常にありきたりだが、そこは福井氏の作品。自衛隊の装備やその機能による戦力、そして支配的イデオロギーが綿密リアルで、戦国の世で「自衛」という殻をどう破り戦っていくのかが面白さだ。過去に影響を及ぼす事による未来の喪失と、歴史の復元力との戦い、2つの時代に生きる人々の「存在証明」とは歴史に名を残すことか?想像力フル回転!時空を超えた映像が脳裏に浮かぶ。とても良かった。

2015/01/11

まえすとろ

半村良による同名の傑作SF短編小説で“タイムスリップ戦記物”としては元祖的な作品は1979年に映画化された前作を2005年、リメイク映画化するにあたって福井晴敏が時代に即した内容へ新たに書き起こした脚本用プロットを小説仕立てに改稿、ノベライズ化したのが本書。 リメイク版においては30年前の原作プロットに加えられたクライマックスの「どんでん返し」が戦略ゲームっぽく、今風に上手く書き加えられている。福井の描くストーリーはなにかと長大になりがちなので、このぐらいのストーリー展開とテンポが丁度良い。

2010/08/11

MarsAttacks!

文庫になって再読。趣向を凝らしすぎた単行本版は、とにかく読みづらく、覚えているのがそのことだけな感じでしたので、新鮮に読めました。物語の文量は、福井作品の割には少なめで短い物語ですが、自衛隊とは?現代の日本人とは?などの問いかけに、熱い登場人物たち、福井節満載な物語です。願わくはこれを膨らまして、いつもの大長編で読みたかった。

2013/06/10

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