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化身 (角川ホラー文庫 み 4-1)

化身 (角川ホラー文庫 み 4-1)

化身 (角川ホラー文庫 み 4-1)

作家
宮ノ川顕
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-08-25
ISBN
9784043944767
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化身 (角川ホラー文庫 み 4-1) / 感想・レビュー

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じゅんぢ

賞を取った表題作よりも残りの2作品の方が面白かった。ただ、その2作品も途中で結末がある程度読めてしまう。でも、文章力があるためか、サクサク読めた。

2018/01/05

miroku

変身もの。登場人物ひとり。この特異な状況で、よくもここまでの物語を・・・。類稀な才能に舌を巻く。

2012/07/19

F

日常に倦み疲れ、南国に旅した男が池に落ちる。周囲を平滑な壁で覆われた池の中で、孤独と空腹にあがく彼のは姿は序々に変化していく――表題作『化身』。口裂け女が流行った時分、溜池の主、幻の雷魚を釣ろうと試みる少年は、池で首筋に傷がある白い服の綺麗な女性と出会う。女性の正体とは…初恋と郷愁の物語『雷魚』。娘に乞われて買ったインコが掛け替えの無い存在になって行く。奇妙な事を口走るインコが導く未来とは?『幸せという名のインコ』。三本の短編が纏まった一冊。大変失礼な喩えとは承知しつつも乾ルカさんに近いスタンスを感じた。

2011/08/29

眠る山猫屋

怖いというより、やはり奇妙な味わいの物語群。『化身』は結構好きかも。彼は最後には、何になっちゃったんだろう。グルッと一周して人間に戻れたのだろうか。『雷魚』は、何だか懐かしくさえ思えるゴーストストーリー。雰囲気は非常に好み。インコの話は…やっぱり懐かしさを覚えなくもない展開ながら、最後の驚愕の一言にゾクリ。総じて将来バケるかもしれない作家さんだな、と思わされる作品群だった。

2012/05/18

たか

短編集。どの作品もよくできてる。とくにインコの話は怖かった。

2018/05/27

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