KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

凡者の合奏

凡者の合奏

凡者の合奏

作家
片岡健太
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-06-23
ISBN
9784046056672
amazonで購入する Kindle版を購入する

「凡者の合奏」の関連記事

sumika片岡健太のエッセイ連載「あくびの合唱」スタート!「“あくびぐらい”と許し合える関係でいられる人と生きていきたい」

第1回『あくびの合唱』

有り難い機会。 何を書こうかなと考えながら、交差点で青信号になるのを待っていたところ。 反対側で信号待ちをしていた、70-80代くらいの夫婦から目が離せなくなった。

なぜなら、驚くほど2人が似ているのだ。 笑った時に目を細める感じや、ふと真顔になった時、会話中に頷く速度も一緒。左右を見るタイミングや、後ろを振り返るモーションも一緒。 いくつか情報を隠されたら、どちらがどちらとも当てられないくらい似ている。

結婚した当初の2人はどうだったんだろうか。 似ているから結婚したんだろうか。 それとも、こんなに似るなんて全く予想していなかったんだろうか。

誰かと一緒に生活をするようになると、次第に人々は似てくるという話を聞いたことがある。

同じことで笑い、同じことで怒ったりするうちに、表情筋の使い方が似てくる。同じものを食べて、同じような時間に眠るからシルエットも似てくる。似たくもないのに、いつも見ているから反射的に似てくる。といったような話を、異口同音にさまざまな場所で聞く。

見た目だけではなく、困難に対する価値観や、互いに共有しておきたい事…

2024/4/26

全文を読む

団体決勝戦の相手は2年前に戦ったライバル道場。自信に満ちあふれ“完全勝利”と思ったが…/片岡健太(sumika)『凡者の合奏』

 あなたは、身近にいる人との縁や繋がりのきっかけを考えたことはありますか?

 今回ご紹介する書籍は、人気バンドsumikaの片岡健太さんと、彼と関わる人々との記録を綴った人間賛歌エッセイ『凡者の合奏』。

 多くの絶望や数々の挫折を経験してきたなかでも、それ以上に人との関わりに救われた片岡さん。

「さまざまな人にとっての“sumika(住処)"のような場所になって欲しい」バンド名の由来にもあるように、sumikaの音楽はとにかく優しく、人への愛にあふれている。

 彼が織り成す、そっと背中を押してくれるような優しい言葉の源とは――?

「特別な才能があるわけじゃない」「1人では何もできない」「昔も今も常にあがいている」、凡者・片岡健太さんのすべてをさらけ出した一冊。オール本人書き下ろしに加えて、故郷の川崎市や思い出の地を巡った撮り下ろし写真も多数収録。また、『凡者の合奏』未収録写真を、ダ・ヴィンチWebにて特別公開いたします!

 決勝戦で当たったのは2年間前に戦ったライバルの道場。僕と同じようにライバルも大将になっていた。自信があった僕は、見事に完全勝利したと思…

2022/7/2

全文を読む

関連記事をもっと見る

凡者の合奏 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ダイアナ

私がどうしてsumikaが好きなのか、何で片岡君が好きなのかが何となくわかった気がする。いつも思う、「なんかいいな」「ちょっと辛いな」とか、何気ない瞬間を上手に切り取って、色をつけて、言葉で飾って。それをとっても上手にしてくれるからどの歌詞からも絵が浮かんでくる。エッセイを書いてくれてありがとう、sumikaがいてくれて良かった。

2022/06/27

ツバサ

歌詞を書いているからか文章が上手くて、その当時の感情を文字に落とし込むのに長けているなと。少年、青年、成長過程にある葛藤や苦悩は読めて良かったなと。辛い目にあっても、良い方向へ行けたのは片岡さんの人柄の良さと実力、周りの支えがあったからこそなのかなと。ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/06/26/120000

2022/06/24

さつき

中断するタイミングがない程に惹き込まれ、一度に読み切ってしまいました。 始めは「色んな人がいるのだから、こんな人もいるだろうな」という気持ちになりほっこりした気持ちで読み進めていましたが 後半になるにつれて、それまでの経験を踏まえた片岡さんだからこその、片岡さんなりの考え方が生まれていくのを感じました。 率直な文章から強い思いが伝わってきて、共感などないまぜになった感情で泣きながら読み終えました。 あなたに出会えてよかったと、ライブに誘ってくれた大切な人には感謝するばかりです。今度のツアーも楽しみです。

2022/06/29

きいろ

sumikaのボーカルギター片岡健太さんの半生を追った本人書き下ろしのエッセイ。この1冊を通してsumikaのことをすごく詳しくなったし、もっとsumikaが好きになりました。特に各メンバーとの出会いについて書かれた章と、「親友の定義」が好きです。

2022/06/26

yuki

めざましテレビのマンスリープレゼンターとして、可愛くめざましじゃんけんしていた健太さんに心ときめき、sumikaを知って、2019年9月、田舎のあの小さなライブハウスで本人たちに出会えました。これが私とsumikaの、なぜ出会えたのかトーナメントだ。ライブで生で聴いて思わず涙した『まいった』は親友さんの歌なのかな?隼ちゃんのまともさ!大人!素敵!お洒落な同級生が幸せな家庭を作ってるの、健太さんと同じく、目頭熱くなる。骨折から始まったsumikaへの道。紆余曲折経て、今の健太さんがあるのだと納得。すき!

2022/08/13

感想・レビューをもっと見る