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新訳 ふしぎの国のアリス (角川つばさ文庫)

新訳 ふしぎの国のアリス (角川つばさ文庫)

新訳 ふしぎの国のアリス (角川つばさ文庫)

作家
ルイス・キャロル
河合祥一郎
okama
出版社
KADOKAWA
発売日
2010-03-14
ISBN
9784046310811
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新訳 ふしぎの国のアリス (角川つばさ文庫) / 感想・レビュー

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ねここ

3年ぶり?かに再読です!小学四年生ぐらいに読んだときにはあまり意味が分からなかったのですが、今になって読むととても面白くて面白くて!ヘンテコな不思議の世界の住人たちとちょっと背伸びをしたいお年頃の可愛いアリスに、作中にたくさんちりばめられた言葉遊びが、この名前の通り不思議な世界観を生み出していて、私たちの中に潜む無邪気な頃の気持ちが掻き立てられます(*^▽^*)挿絵も可愛らしく文章も児童向けにとても分かりやすく書かれています!夏の日の少女アリスは、私たちの心のなかの不思議の国への扉を開けてくれるのです。

2015/06/11

青春パッカパカス

アリスの日本語訳作品は150点以上あるそうだが、一番挿絵が可愛いのはこれに違いない。絵で敬遠する人も多いだろうが、訳は言葉遊びを韻まで力を入れて丁寧に再現しており評判もかなり良い。雨あられと飛び交う言葉遊びのおかげで、ナンセンス度は倍増している。挿絵の独特な可愛らしさもあいまって、ワンダーランドに頭までどっぷり浸かれる一冊だ

2013/05/27

なっしー

教科書で見たことがあった程度で、今回初めてよみました。自分の想像力の弱さで話になかなかついていけないところがあって少し読むのが大変でした。夢の中の話の様に場面場面の関連性は弱かったりなかったり、急にどうしてそのような登場人物がでてくるのかとか、子どもたちならすぐに映像化できるのかな。娘に読んでもらって話をしたいと思います。ちなみに、先にあとがきの韻を踏んだ翻訳の説明を読んでから本文を読んだほうが良いと思います。

2020/12/06

白義

きちんと韻をふんだ言葉遊びまで再現した新訳に、表紙を見てわかる通り、人気イラストレーターokamaさんのむちゃくちゃ可愛い絵がたくさん入っていて今のところアリスの訳としては個人的にベスト。ナンセンスな表層の言葉遊びが読者の深層をくすぐり、解読の欲望を高め生成、自己同一性やカフカ的な秩序観といくらでも深読みできる異端のストーリーが可愛い美少女を軸に展開され、どこからどう読んでも隙のない、史上希に見る完璧な文学。古典新訳ラノベ・エロゲ的挿し絵リメイクの星とも言える素晴らしい本

2011/10/23

カント

子供の頃から何度となく読んだ作品。今までは良く分からなかった部分が、とても分かりやすく訳されていて読んでいて笑えるしで楽しかった。okamaさんのイラストは初めて見ますが、とっても可愛らしくて目の保養になりました。

2012/09/20

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