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無宗教こそ日本人の宗教である (角川oneテーマ21 C 164)

無宗教こそ日本人の宗教である (角川oneテーマ21 C 164)

無宗教こそ日本人の宗教である (角川oneテーマ21 C 164)

作家
島田裕巳
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2009-01-10
ISBN
9784047101753
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無宗教こそ日本人の宗教である (角川oneテーマ21 C 164) / 感想・レビュー

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kinupon

改めて日本人の心の広さが解りました。これから我々が進むべき道が「無宗教」なのかも知れません。

2015/05/23

ヒデキ

日本人の宗教の考え方を知りたくて読んだ1冊でした まだ、東日本などの自然災害もあまりなく、 日本が、平和だった時代に書かれた宗教論 日本が、世界の範になるという思いがあった時代でした。 この本に書かれた宗教による迫害や対立が、 日本でも起き始めている状況で もう一回考えてみたいテーマでした。

2022/09/11

mazda

神よりも心が大事、というくだりにとても共感しました。日本人とって神様と言うのは、古来から八百万の神であり、一神教の人たちには多分に理解できない部分だと思います。八百万故に特定の神を信じていないから「無宗教」となるんでしょうけど、「無」と「空」は違うというくだりの通り、何もないという意味ではないと思います。でなければ、正月に神社に参拝なんてしないと思いますし、ことあるごとに儀式を大切にするようなこともないと思います。日本人の宗教観は敵を作りにくいので、これからの世の中にマッチしていると思います。

2015/06/09

林 一歩

日本人の宗教感は、所謂三大宗教と比較するとかなり特殊ではあるけれど、無信仰でありながらも縋るものを有している、矛盾してるけど全方位的なスタンスは個人的にはかなりしっくりくる。私自身無神論者だけれど、道端のお地蔵さんには手を合わせるし、神社や寺社には何かあればお参りに行くし。各自が心の中で神様を信仰し、自分の都合で行動に起こすフラットな感覚は日本人的で良いと思う。この本の感想ではないけれど(笑)

2014/03/24

白義

ここまでお気楽で楽観的だと逆に羨ましく感じる、というレベルで楽観的で検証もゆるい本。無宗教といってもそれは信仰の拒否ではなく、そうした態度こそが原理主義の横行する現代では大切で世界を救うのだっておめー、恥ずかしくないのか?そうした無宗教も強みがあるのは確かだが、それはそれとしてあまりに言いすぎなところが多すぎる。だがそこからさらに踏み込んで日本以外も無宗教という意味では大多数の民衆は無宗教だろうと踏み込むところは面白い。まあ、そこまで踏み込むと今度はタイトルがなんやねんになるのだが、緻密な著者ではないので

2020/12/30

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