トリックスターズM (メディアワークス文庫)
トリックスターズM (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー
hnzwd
シリーズ第四段。舞台は前作からの続き、文化祭二日目。主人公の能力が前向きなものとして描かれるのは、ベタながら熱い感じです。この成長がラストへの大きな伏線になりそうな。。。読み切りは軽めの日常の謎。
2016/04/09
まりも
西洋文化史の異端の系譜「魔学」を教える魔術師の教授と、その生徒が摩訶不思議な謎解きを見せる物語の4冊目。前3作と比べると見劣りしますが、今回も面白かったです。周くんの「予知夢」を題材に、物語を進めていくのは中々面白かったけど、これまでと比べてオチが想像しやすく、いつもみたいな衝撃的な展開ではなかったのは残念。まぁ、巻末の短編や氷魚の恋模様にニヤニヤ出来たので、そこは良かったんじゃ無いかと。主人公の周くんの成長した部分も知ることが出来たし、トリックで驚かされるのは次巻の楽しみにしましょう。
2016/03/02
佐島楓
トリックというか、流れは見当がついてしまいましたが、それでも面白かったです。このシリーズに関しては、巻を重ねるごとに面白みが増していきます。
2016/06/08
ダージリン
先生の出番が多くて嬉しかったけど、謎のスケールはこじんまりしていました。でも、毎回趣向が変わっているので、それはそれで良かったです。凛々子ちゃんがあまり出なくて物足りなく感じていましたが、ラストの短編で補充!(笑)。
2016/03/27
二分五厘
七番目の魔術師が夢見た"未来視"。それは学園祭の最中に"誰か"が、仮面の人物に襲われている未来。「そこに、おまえの未来に対する意思はない」突然教え子のマネジメントに目覚めた佐杏先生に背中を押され、周君は学園祭のマスカレイド会場のドアを潜る。今回は魔法ありきの「やられた」系のトリックではなく、小粒な謎とき。佐杏先生の出番も少なかったし。でもそっちに悩まされなかった分、周君の考え方の成長を実感。果たして名探偵に本当に必要な条件とは。短編『彼女たちの花言葉』収録。自分の誕生花の花言葉は『プライド』なるほど。
2020/07/11
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