KADOKAWA Group

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T.R.Y.

T.R.Y.

T.R.Y.

作家
井上尚登
出版社
KADOKAWA
発売日
1999-08-01
ISBN
9784048731799
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ジャンル

T.R.Y. / 感想・レビュー

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Syo

これは、凄い。 けど、既読かも。 スケールが違うねぇ。 1905年のロシアの革命に 辛亥革命前夜ですか。 そこに詐欺師がいて…。

2016/10/10

ゆみねこ

明治時代の中国と日本が舞台。清王朝を倒し革命を起こそうとする勢力と彼らに手を貸すことになったペテン師井沢修。陸軍の大物を相手に一世一代の詐欺行為を働くが…。スケールも大きく、実在の人物が多々登場し一気に読みこめました。

2011/08/03

tanta

こんなにおもしろい本だと思わなかった!大当たり。しかも作者はこれがデビュー作とは。私好みの中国清朝末期と明治のお話。秋田犬の武丸のおとぼけぶりもかわいくてユーモアたっぷり。夢中で読んだ・・・はずなのに、お腹の中のチビ子のせいか眠くてたまらず。

2013/06/14

nemuo

横溝正史賞受賞作。中国、日本を舞台にした明治時代の革命前夜の騙し騙されのコンゲーム。デビュー作とは思えないほど人物描写や情景設定が巧みでスケールは大きいが地に足のついた作品になっている。主人公は日本人詐欺師だが、その他登場人物は中国人革命家だったり、韓国人の殺し屋だったり結構入り乱れている。終盤では誰が誰をだましているのか分からないくらいの状況で緊迫感も良く伝わってくる。犬の武丸とかいい具合にユーモアも交えることで重たくなり過ぎないもの良かった。他の作品もぜひ読んでみたい。

2021/08/27

詩界 -うたか-

デビュー作。中国で巻き起こる大正時代のお話。日本人の詐欺師である主人公たちのお話。騙し、騙され、そして騙す。まるで映画を見ているようなエンターテインメント作品でした。特に塔みたいな場所でのアクションシーン等本当に映画みたいでワクワクして楽しかった。 伊沢がなよっとしているのが気になるけれどなんども読み直した大好きな作品の一つです。 映画化されたけど、小説の映画にしたら良い所やアクションシーンがひとつもないし、日本人で固めたキャストで本来の良さがひとつも無く醒めたので映画は見ない方が良いです。

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