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天の瞳 あすなろ編 2

天の瞳 あすなろ編 2

天の瞳 あすなろ編 2

作家
灰谷健次郎
坪谷令子
出版社
KADOKAWA
発売日
2004-01-30
ISBN
9784048735124
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天の瞳 あすなろ編 2 / 感想・レビュー

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Miyoshi Hirotaka

自分の荷物だけでも背負うのは大変。ましてや、人の荷物は倍重いし、平気で捨てられる。人間誰もがそんな得手勝手さを持っている。それが分かっている人程軽々しく人のためとは言わない。その場限りの同情ならだれにでもできるし、施しは人のためにならないからだ。何かを見つけ、何かをするような好奇心を持たせるのが真の思いやり。考えて、気づかせて、発見させるのが指導者の役割。福祉も教育もものの考え方で違いが出てくる。人と違うところを探すだけではなく、人と同じところを探し、お互いの成長を目標とすることで共生と自立は調和する。

2013/10/20

ビーバー

この主人公みたいな人間関係が出来たら素敵だろうな~

2013/08/14

FK

 シリーズ第8作ということになるか。いよいよ最終巻を残すのみとなった。終わりが近づいてきたからというわけではないが、何となくこの巻はゆっくり読むこととなった。 「自分は自分といういい方があるでしょう。自分は先生に理解されていないというようないい方もある。/つまり生きるということは、自分を表すことだと。/わたしたちも障害を持つ人も、そこのところはいっしょなんです」(P.288 施設職員の水辺さんの言葉)

2016/06/08

mari_itomo:to

タモツの気持ちも分かるし、タモツのお母さんの気持ちも分かる。人に良い顔して、弱くて、卑怯で。私も、そうだ。八方美人で、薄い考えをひけらかして。羨むだけならなんぼでも。それに行動を。だ。

2015/10/05

glico

★★★★

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