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君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫)

君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫)

君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫)

作家
佐野徹夜
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-02-23
ISBN
9784049123395
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「君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫)」のおすすめレビュー

「私、余命ゼロなんだ」永野芽郁&北村匠海W主演映画『君は月夜に光り輝く』―死が生きることを教えてくれる感涙必至のラブストーリー

『君は月夜に光り輝く』(佐野徹夜/KADOKAWA)

「選考に関わったすべての人の心をしめつけた」「圧倒的感動作」として続々重版している話題の小説『君は月夜に光り輝く』(KADOKAWA)。第23回電撃小説大賞の《大賞》を受賞した作家・佐野徹夜氏のデビュー作となった本作は映画化され、2019年3月15日(金)から上映がスタート。ドラマ『半分、青い。』や『3年A組』でヒロインを演じた永野芽郁と映画『君の膵臓をたべたい』で「第41回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞した北村匠海という今注目の若手俳優がW主演を務める。

『君は月夜に光り輝く』は「死」があふれている。主人公の卓也は、好きな人も、肉親も亡くして、自分自身の「死」にも、常に近い場所にいる。よく「恋人が不治の病」という物語は見かけるが、本作は恋人だけではなく、様々な「死」が、主人公を取り巻いている。

 高校生の卓也は、「発光病」で入院しているクラスメイトの「渡良瀬まみず」のお見舞いに行くことに。長く入院生活を送っているまみずのことを、卓也はよく知らない。クラスの代表として渋々お見舞いに行ったの…

2017/8/22

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君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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海猫

本編を補完するような内容であったり、別視点を描いたりする短編6編から成る一冊。なかでも「ユーリと声」が香山視点でもっとも長いが、ちょっと香山に感情移入するのがしんどかった。あとがきを読むと香山が「作者の自分からすごく遠い存在」だったそうで。なんかそんな気がする。他の作品は長編小説の本編からこぼれ落ちてしまった切片、といった感じでけっこう良かったです。

2019/03/11

ami*15

まみずが過ごせなかった時間を本編のその先も生き続ける卓也と香山。彼女から教えてもらった「生きる」ことへの意味を胸に更なる成長を見せた2人の姿には感動し、この続編に出会えて良かったなと思いました。彼らのその後を描いた後半部分も味わい深いものでしたが、前半部分の本編では描かれなかった卓也&まみずのやりとりや卓也以外の人物目線のエピソードも本編とは違った角度からの「君月」が楽しめてこちらも面白かったです。本編のあのシーンでこの人物はどんなことを思っていたのかが知れた時は凄く新鮮な気分になりました。

2019/03/08

さばかん

本編を読んだのは2年前。当然のことながら全く覚えていない。    特に香山のことなんて存在すら抜けていた。        なのでまぁ……あんまり……。

2019/04/03

porisan

本作は「君月」のanother story的なお短編の話。まみず視点のお話が特に好きです。それにしても、香山君、心配だ~

2019/03/10

どぶねずみ

前作でまみずが不治の病「発行病」で亡くなったが、まみずに関わった者たちのその後だったり、まみずがどういう気持ちで岡田拓也をこきつかって?いたのかを収録した短編集。彼女の死から10年以上経過してようやく「発行病」が不治の病ではなくなるというのは、関わった者たちには皮肉と取るか、良かったと取るか。ずっと美しい思い出だけがいつまでもキラキラ輝いていて欲しい。

2021/07/07

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