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ランチ酒 1 (it COMICS)

ランチ酒 1 (it COMICS)

ランチ酒 1 (it COMICS)

作家
原田ひ香
高田サンコ
出版社
KADOKAWA
発売日
2024-02-15
ISBN
9784049155426
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「ランチ酒 1 (it COMICS)」のおすすめレビュー

働く大人に必要なのはご褒美タイム!「見守り屋」であるアラサー女性の奮闘と夜勤明けの癒しを描いたお仕事×グルメコミック『ランチ酒』

『ランチ酒』(原田ひ香:原作、高田サンコ:漫画/KADOKAWA)

 仕事や用事を終えたあと、開放的な気持ちで味わうおいしい食事やお酒。ちゃんと頑張ったからこそ味わえる、自分でセッティングする至福は働く大人のご褒美タイムだ。筆者もよく、町を歩いていて見つけたお店を「次のご褒美」として設定し、それをモチベーションに仕事を頑張ることがある。大人だからこそリフレッシュできる時間が必要だ。

『ランチ酒』(原田ひ香:原作、高田サンコ:漫画/KADOKAWA)は、そんな働く女性の日常と、夜勤明けのご褒美タイム・ランチ酒を描いたコミック作品。原作は祥伝社が刊行している同名の小説(既刊3巻、うち2巻まで文庫化)で、2024年2月に待望のコミカライズ版となる本作が発売された。

 本作の主人公は、見守り屋「中野お助け本舗」として働くバツイチのアラサー女性・犬森祥子。見守り屋とは、子どもやペットを寝ずに見守る仕事だ。

 その特性上、祥子の仕事は基本的に夜間で、営業時間は22時から朝5時まで。熱を出した子どもや老犬、認知症のおばあちゃんなど常に目を離せない相手であることも多…

2024/2/22

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ランチ酒 1 (it COMICS) / 感想・レビュー

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くろねこ文学

主人公の犬森祥子は、見守り屋という、人やペットなど何でも寝ずに見守るという変わった仕事をしている。仕事上がりの「ひとりランチ酒」が唯一の楽しみで、そこが見所。料理すごく美味しそう。だけど、見守りの依頼人が、シングルマザーのキャバ嬢とか、初期認知症の母親を持つ息子とか、いろいろワケアリで、さまざまな人生が描かれていてなかなか興味深く、むしろこっちが中心じゃないかと思う。ランチはアクセント的存在? 主人公の境遇がかなりシビアらしいので、今後そっちの掘り下げの方も進むことに期待したい。

2024/02/15

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