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包丁人侍事件帖 料理番子守り唄 (学研M文庫)

包丁人侍事件帖 料理番子守り唄 (学研M文庫)

包丁人侍事件帖 料理番子守り唄 (学研M文庫)

作家
小早川涼
出版社
学研プラス
発売日
2010-03-10
ISBN
9784059006305
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包丁人侍事件帖 料理番子守り唄 (学研M文庫) / 感想・レビュー

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うずら

包丁人侍事件帖シリーズ第3弾。続いていた大奥の陰謀何やらは、これで一先ず解決なのでしょうか。今回も、食べ物が美味しそうでした(笑)惣介と家族のやり取りも、隼人との掛け合いも、そして再登場の雪之丞との絡みも楽しかった。目の上のタンコブ上司の長尾も、なかなかいいキャラです。一癖も二癖もある登場人物達の中で、ほわわんとしているような惣介だけど、意外と腹の中では毒舌で面白い。

2014/06/22

勝部守

登場人物に自由さがありすぎるが、なんとも味のある話。肩が凝らない

2017/10/06

siopop

この小説は江戸の人情ものには珍しく、物語が一冊の中で終わらずこの本で3冊目なのですけど、ずっと最初の巻から物語が繋がっています。しかも最初の巻で槍玉に上がっていた悪役が実はそうでもなかったりと、巻が進むにつれてストーリーが複雑になって来ました、とってもいい感じです。一冊だけでも物語として十分に楽しめるのですけど、最初から通して読むとより一層ストーリーを楽しむ事が出来るように構成されているようです。お豆腐を炙って、唐辛子味噌を塗った田楽は美味しそうです、本文中にも書いてあったけどおつまみにピッタリですね。

2015/05/19

nyaboko

今回は薬と大奥がメイン。町中に流れる薬を惣介が嗅ぎ付けてしまい、そこから大奥の美代の方へと話が発展する。上手にいろんな場面が繋がるので、読んでいてわかりやすくていい。そして家斉が惣介を可愛がりすぎるwww 更に惣介が思う立ち位置と、周囲から期待されてるポジションとズレてるからおもしろい。何より雪之丞が帰って来たのが嬉しい!! やはり大鷹ではちょっと物足りないんだよなぁ。でも今後この二人の舌戦があるのではないかと、ちょっと楽しみにしてはいる。

2012/06/17

青い向日葵ෆ*

時代小説が大嫌いな私が、唯一好きで楽しめてる将軍さまの料理番シリーズ。どんな痛みや病にも効くという、稲荷寿司の露店の噂、大奥での失踪事件など前回、前々回からの謎もようやく明かされる。事件の解明について、何冊も引っ張り過ぎとわ思うのだが、巻数が増す度に惹きつけられる面白さ、キャラたちの個性と魅力が更に増している。笑えてしまう箇所も多く面白い。惣介×雪之丞×長尾の掛け合いが、笑を誘いニヤニヤ。相変わらず美味しそうな料理たち、特に読んでると稲荷寿司が食べたくなる。

2011/12/29

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