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ユーラシアの双子 上 (100周年書き下ろし)

ユーラシアの双子 上 (100周年書き下ろし)

ユーラシアの双子 上 (100周年書き下ろし)

作家
大崎善生
出版社
講談社
発売日
2010-11-16
ISBN
9784062152600
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ユーラシアの双子 上 (100周年書き下ろし) / 感想・レビュー

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だんたろう

シベリア鉄道に乗りながら、人生を振り返る旅に出たのだろうか。長女を自殺で亡くし、離婚、早期退職と、予定外の人生にもまれた主人公が、ユーラシア大陸横断で見いだすものはなにか。どこまで自分と向き合い、その結果どう動くのか。下巻へと続く。

2012/01/22

Fondsaule

★★★★☆ 自殺した娘とそっくりな女性。彼女もまた自殺しようとしているらしい。シベリア鉄道の旅はモスクワへ。シベリア鉄道はかなり過酷な環境のようだ。イェローマンの前沢が救いだ。

2019/01/24

橋川桂

会社を早期退職、自由を持て余した五十男がひょんなきっかけからユーラシア大陸横断に旅立つ。その旅の道行きと、次第次第に語られていく主人公の過去とが、二本の軸として進行する。個人的には、ウラジオストクへの船中で出会い道連れになる前沢との意気投合ぶりとか、彼等の道程を数日分先行して進む訳ありそうな日本人美女の存在とか、いい感じ。過去話の方もあまり好みではないのだけど、これから現在形のストーリーにどう絡んでいくのか、気になるところ。

2018/10/18

ペトロトキシン

シベリア鉄道に期待を寄せている旅行好きの人は読まない方が良いかもしれない。本当にこんなにも酷いのであろうか?そして客車ごとに鍵が掛けられるというのは本当なのであろうか?もしも客車ごとに鍵が掛けられるのであれば、映画『シベリア超特急』は成立しない。(クソのような映画らしいので観てないですが)上巻ではエリカの影さえも踏むことが出来なかったので、下巻の展開が楽しみである。

2014/01/09

Kohn

シベリア鉄道などを乗り継ぎユーラシア大陸を横断する話。そこに自殺願望の少女を救おうともがく主人公石井。赤の他人ではあるが、過去の過ちから懸命にもがく。シベリア鉄道のイメージは食事の酷さ、愛想のない女車掌、酒癖の悪いロシア人などで悪くなった。それでもイルクーツクなどいつか行って見たいと思わせる表現力はさすがだ。

2011/08/18

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