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君に友だちはいらない

君に友だちはいらない

君に友だちはいらない

作家
瀧本哲史
出版社
講談社
発売日
2013-11-13
ISBN
9784062176200
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君に友だちはいらない / 感想・レビュー

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鉄之助

表紙とタイトルに惹かれて読んだが、中身も超魅力的。惜しくも若くして亡くなった瀧本さんの、熱情がビンビン伝わってくる。冒頭に書かれてある黒沢監督の『七人の侍』脚本づくりの秘訣から、本当の”共同作業”の意味、が深く伝わってきた。夢を語りあうだけだったり、SNSでいいね!するだけの「友だち」は、いらない。互いに試練を乗り越え一つの目的に突き進む「仲間」が、いま本当に必要なんだと。強く思った。

2024/03/26

mitei

七人の侍のような、目的意識のあるコミュニティに入ったり作ったりして次に備えることの大切さを知った。普通の友人や昔からの友人だけでは出来ない関係だなと思った。そんなコミュニティを作ってみたい。

2014/02/07

ehirano1

「ゴリゴリの成功を望むのか、幸せを望むのか」で本書の受け取り方が異なると思います。本書は前者向けに書かれており、ゴリゴリの成功には友達ではなく仲間が必要とのことがロジカルに書かれています。一方で、後者の場合には「やっぱり友達は必要」ということが改めて再認識できると思います。ということで、なんだか計算し尽くされて作成された高度な作品という印象でした。

2024/04/12

Miyoshi Hirotaka

イヌ、サル、キジが桃太郎に従ったのは、きび団子をくれたからではなく、鬼退治というストーリーに共感し、そこに役割を見つけたから。高い成果は一人の力で達成されたと考えてしまうのは後世の人の幻想。実際には、少人数、補完的なスキル、共通の目的達成への意志、問題解決方法の共有、メンバーの相互責任という機能をもったチームにより達成されている。友だちは量より質。ネット上でどれだけ友達を増やそうが、チームとして機能しなければ役に立たない。多様な人が多様なチームに属することがダイナミズムを生み、リスクに強い社会を作る。

2015/05/02

マエダ

”卓越したチームでは、「凡庸な人」が居心地の悪さを感じるぐらいの厳しさが必要だ。”七人の侍は見てみたい。

2016/06/14

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