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恋する音楽小説 (講談社文庫 あ 87-2)

恋する音楽小説 (講談社文庫 あ 87-2)

恋する音楽小説 (講談社文庫 あ 87-2)

作家
阿川佐和子
出版社
講談社
発売日
2004-11-15
ISBN
9784062749244
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恋する音楽小説 (講談社文庫 あ 87-2) / 感想・レビュー

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ともとも

クラッシク音痴の阿川さんが、クラッシック音楽や、文学などをテーマに描かれた一冊で、登場人物の心情、物語の世界、歴史的背景などの描写が、良く描かれていて物語の一つ一つ、文字、文章、文体がまるで、その音楽や文学を楽しむかのような、或いは音楽が流れてきそうな、物語の世界観に引き込まれそうな、そんな多くの感情、感覚に陥りながらも、クラッシク音痴って実は嘘?と疑念を抱きながらも、それほどに、クラッシック音楽や文学の魅力が詰まった、個性豊かな楽しい一冊で良かったです。

2016/05/31

takaC

書き始める前の阿川さん以上にその分野に関して知識が乏しいため、楽しめた話と楽しめない話とはっきり分かれてしまい、もったいなかったのだろうと思う。だから音楽家とはほぼ無関係の最後の一話は楽だった。

2012/07/23

赤とんぼ

一気に読んでしまったけれど、なんとなく切ない気持ちになったよ。

2018/03/12

ぶんこ

クラシック音楽を流す合間に、その音楽にまつわるナレーション用の話を 作って欲しいと、NHKのプロデューサーから頼まれて書いた史実と虚実をないまぜにした物語。読んだ後では、同じクラシックを聴くのにも、より面白みが増しました。小学校の頃、音楽の時間の最後に、必ず先生がクラシックを聴く時間を作ってくれました。聴く前に先生が、曲が作られたいきさつを教えてくださるので、情景を思い浮かべやすく、子供心にクラシックが身近に感じられて嬉しかったです。最初が、マリア・カラスのお姉さんが、妹を語るという趣向になっていました。

NZ

最初はカタカナの人名に馴染めなかったけど途中からは一気読み。どの物語も短いのに最後にはじーんと心に響くものがある。普段はクラシックとか全く聞かないけど、これを機に聞いてみようかなと思えた作品。

2016/01/14

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