カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
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「物語の世界に溺れたい」。そんな気分の日は、せっかくならば、とびきり面白い小説に触れたいものだ。そこで今回は、月額料金980円(税込)で200万冊以上の書籍が読み放題となる「Kindle Unlimited」の中から、オススメの作品を10作品ご紹介する。紹介するのは、誰もが認める傑作ばかり。きっとあなたを虜にする1冊が見つけられるに違いない。
このまとめ記事の目次 ・新装版 殺戮にいたる病 ・じんかん ・ハサミ男 ・カラスの親指 by rule of CROW’s thumb ・すべてがFになる THE PERFECT INSIDER S&Mシリーズ ・護られなかった者たちへ ・夜は短し歩けよ乙女 ・エミリの小さな包丁 ・総理にされた男 ・青の炎
一体どこで騙された⁉二度読み必至、快楽殺人鬼の軌跡を追う衝撃エログロミステリー
『新装版 殺戮にいたる病(講談社文庫)』(我孫子武丸/講談社)
頭を殴られたような衝撃に、思わず、絶句。放心。読む者を巧みに騙す叙述トリックを取り入れたエログロミステリーが『新装版 殺戮にいたる病(講談社文庫)』だ。
描かれるの…
2023/5/1
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カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫) / 感想・レビュー
starbro
道尾 秀介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。新作の『カエルの小指-a murder of crows』を読む前に、未読の本書を読みました。ザッツ・エンタテインメントといった作品です。伊坂 幸太郎に近いモノを感じました。続いて『カエルの小指-a murder of crows』へ。
2019/11/27
サム・ミイラ
違和感のあるタイトルも読了後はつくづくよく出来てるなあと感心してしまいます。人の繋がりや人生の辛さ温かさをこんなにも面白く素晴らしく描いてくれてありがとう。気持ちよく騙してくれてありがとう!くそ~!と言いたくなる良作。映画も良かったけれどやっぱり小説で補完すべき作品ですね。ネタバレになるけどこのどんでん返しに次ぐどんでん返しはまさに日本版スティング!超一級のエンターテイメント作品です。
2014/05/24
ehirano1
解説を読んで、当方は著者の思う壺であったことを確信。しかし、著者にやられたという敗北感はなく、著者の世界を(良い意味で騙されたことも含め)十二分に堪能できたという感が強いです。
2019/02/16
とも
大どんでん返し。ヤラレタ。「向日葵の咲かない夏」に続いての道尾秀介。前作はガッカリさせられた一冊だったので、今回も期待薄で読んでたけど、こりゃ面白い。散りばめられた伏線と回収。予想を裏切る結末。いやぁヤラレタ。次に読む道尾秀介の一冊にも期待大となりました。
2016/11/21
遥かなる想い
第62回日本推理作家協会賞受賞。中年二人と少女。そしてさらに二人で企てたペテン。 取立ての加害者と被害者という残酷な過去を背景に 読者を軽快に巻き込みながら、最後のドンデン返し。道尾秀介の才能に見事にひっかかった。 (2009年このミス国内第六位)
2011/09/11
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