読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

フラッガーの方程式 (講談社BOX)

フラッガーの方程式 (講談社BOX)

フラッガーの方程式 (講談社BOX)

作家
浅倉秋成
中村ゆうひ
出版社
講談社
発売日
2013-03-02
ISBN
9784062838337
amazonで購入する Kindle版を購入する

フラッガーの方程式 (講談社BOX) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

norstrilia

何というか、惜しい。終盤の伏線回収は、「これも伏線だったのか」という意外性も含めて見事だし、アイデア・設定自体も新鮮で面白い。主人公のツッコミもクスリと笑える。後半に物語が動き始めてからがとてもよかっただけに、逆に前半のテンポがいまいちで乗り切れなかった点だけがマイナス要素。全体としては良作。

2016/10/02

ソラ

面白かったー。前作のノワール・レヴナントも良かったけど2作目のこちらも良かった。当初めちゃくちゃな(いい意味で)展開が続いた中、最後にはすべての伏線を回収して綺麗に終わらせたのはとても気持ち良かった。

2013/12/08

ア・トイロッテ(各短編の評価はコメントで)

★★★★ 8 メタフィクションの傑作。ありがちなテンプレートから繰り出される豊富な伏線の山は、この物語のハッピーエンドのためになくてはならないもので、読了後は清清しかった。個人的に主人公が病室で目覚めた後に呟くある一言がとてもクサくて良い。作者はたぶんきっと漫画家の水上悟志が好きそう。

2019/01/17

そら

「自らが主人公」。とにかく奇天烈すぎる設定で突っ走っていき、強烈すぎるフラグを立てまくり折りまくり回収していく。プールからサメが出てきたときは大笑いしてしまい、自宅でこのシーンを読んでおいてほんとうによかったと安堵しました。とにかくギャグパートの疾走感が凄すぎるけれど、それがただのお笑いじゃなくて伏線になっていて、それをきっちりと回収をしてラストに向かって行ったのも見事。ラストはありがちと言えばありがちなんだけど、絶品のカレーライスだと思ってみると最高だったりするんですよね。

2013/08/26

ふじさん

無茶な設定で四百頁超を見事に書き切った傑作。上質な娯楽作品であると同時、所謂オタクカルチャーに於ける「物語」の類型分析、構造分析ともなっていて、これが非常に面白い。中盤まではフィクション世界の楽しさを存分に演出しながら、終盤に入って「物語からの脱却」ないし「現実へ向ける視線」といった主題を不意討ち的に描き出す構成も計算されている。ツッコミ台詞で鉤括弧を特別仕様とするのも、講談社BOXらしい遊びで個人的には嫌いじゃない。前作ではやや予定調和感が強かった伏線回収の手際も向上し、笑って泣いて大満足の一冊だった。

2013/08/25

感想・レビューをもっと見る