マイケル・ジャクソン (講談社現代新書)
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マイケル・ジャクソン (講談社現代新書) / 感想・レビュー
mitei
マイケル・ジャクソンに関してイメージが先行しがちだったんだなと思った。一度マイケル・ジャクソンの曲を聞きたい。世界が変わればなんとなく歌舞伎をしている故中村勘三郎に似た印象をもった。
2015/01/03
びす男
マイケル・ジャクソンの音楽は好きだ。Billie Jeanも、Badも。特にBlack or Whiteが格好良い■「世代じゃない」と言い訳せず、やはりよく調べられた文章を読まないとダメだなと痛感した。マイケルと聞くと、キレキレのダンスと一緒に、ベランダで子供を抱く例の映像も思い浮べてしまう。それは彼に申し訳ない、悲しいことだった■歌には人間性が込められていると、私たちは信じる。かつての大衆はスキャンダルに目がくらんでしまっていた。もう亡くなってしまったが、まっさらな気持ちで、彼の曲と向き合ってみたい。
2020/02/25
izumi
著者の「新しいマイケルジャクソンの教科書」と内容は重複するが、本作は少年虐待疑惑と兄弟達のキャラクターについてより詳しく描かれている。よく聞きもせず、マイケルをイロモノとして見ていた90年代の自分に馬鹿と言ってやりたい。
2017/03/07
山田太郎
死んだら評価が上がるのもどうかと思うが、一時期変人というか音楽以外での評判の悪さはなんだったのかと思うとなかなか考えさせられた本でした。しかし、スリラー以降はあまり熱心には聴いてないので改めて聞いてみたくなった。
2011/01/30
ぐうぐう
新書だと侮るなかれ。また、マイケルの死後、『THIS IS IT』大ヒットの流れを受けての商業的動機による産物でもない。著者の想いは、マイケル・ジャクソンという稀有なアーティストへの、正当な評価であり、理解だ。それは、マイケル像を貶めた最大の要因である少年虐待疑惑の検証に表れているが、著者はジャクソン・ファイヴからソロ活動、『スリラー』のモンスター級のヒット、そしてその成功の呪縛と闘うマイケルの、あくまで音楽面を丹念に追うことで、マスコミが伝えるゴシップにより私達が見失ってしまった(つづく)
2010/03/31
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