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海と月の迷路(上) (講談社文庫)

海と月の迷路(上) (講談社文庫)

海と月の迷路(上) (講談社文庫)

作家
大沢在昌
出版社
講談社
発売日
2016-10-14
ISBN
9784062935081
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海と月の迷路(上) (講談社文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

最近、大沢さんの、北のロシア領の島で起きた話を読んだのでこの軍艦島のミステリーを再度読んでみました。すっかり忘れていましたが、昭和30年代の島の様子がうまく描かれています。香港にあった九龍ですかね、そこのことをイメージに思い起こします。ある意味密室のような感じですよね。

2018/12/18

naoっぴ

面白い!昭和30年代の炭鉱の小島・軍艦島で暮らすひとりの少女が海で溺死、赴任したばかりの若手警察官・荒巻には事故とは思えず、ひとり捜査を始める。軍艦島という独特な場所の描写が実に興味深い。入り組んだ建物、迷路のような坂道。風が吹けば建物には雨のように波が降り注ぎ、密集した建物の中には生活に必要な施設が全て揃い、島独特の規律に従って五千人もの人が住む。どこか荒唐無稽で、まるでなにかのSFを読んでいるようにも思えるが、これが実際に存在した島なのだから驚いてしまう。少女の死は事故か、殺人か。すぐに下巻へ。

2019/06/29

森オサム

上巻読了。第48回吉川英治文学賞受賞作。舞台は昭和34年の「軍艦島」。当時炭鉱の島として絶頂期で有ったこの島では、あくまでも島のルール、炭鉱を経営する企業のルールが上位にある。たとえ警察官で有っても、その下で波風を立てず粛々と務める事を求められる。そこに新任としてやってきたのが、主人公荒巻。少女が死体で発見されたが、事故と扱われた物を、納得せず独自に捜査を開始する。こんなハネッ返りは住民全員に取って邪魔でしか無い。上巻はここまで。とにかく島の情景描写が素晴らしく、まるで見て来た様に生き生きしている。凄い。

2020/05/17

紫 綺

単行本にて読了。感想は下巻に。

2019/11/03

ミーコ

いつものハードボイルド系かと思って手にしました。最初入り込めなくて、挫折してしまうかも⁉️と思ったのですが、中盤から引き込まれ読了しました。面白い‼︎ 先が気になります。引き続き下巻へ。。。

2021/04/16

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