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蟲師 (5) (アフタヌーンKC)

蟲師 (5) (アフタヌーンKC)

蟲師 (5) (アフタヌーンKC)

作家
漆原友紀
出版社
講談社
発売日
2004-10-22
ISBN
9784063143614
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蟲師 (5) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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ゲンショウ

古本、拝読。過ぎたちから、知識の罠、理を超えた出来事。知らぬが故の幸せ…。知識と記憶は、人を縛り、また人を幸せにもする。折り合いながら活きて逝くしかないのかな…?山抱く衣と暁の蛇が好きです。

2013/03/31

キジネコ

蟲師は十全を目指すヒーローではありません。善を標榜する賢者でもない。蟲の仕業を必ず封じることも叶わない様です。情報の収集者の側面を持ち、ヒトの周辺で起きる不可思議の背後に蟲の影を認める能を養う。5でも人が生きる糧に差す懊悩のリアルな影を見せてくれました。生まれ変わりを繰り返して愛する人と生き続ける閉鎖した島の話。見え過ぎる光の世界で失い続けたモノを闇の世界が安堵する話。記憶が一つ又一つと消えていく不安と怖れに慄く女の心に残されたものは…切なくて美しくて、余韻の大変心地よい5編。この世界は異界ではない。

2017/08/17

眠る山猫屋

再読。前巻が少し哀しい物語が多かった気がするからか、今回はより希望が見える暖かい物語が揃っていたかな。『篝野行』『暁の蛇』といった、人間の心の強さ弱さが切り取られているよう。他の物語も、異界と接した時の人の有り様が、やっぱり心の在り方によるという流れが好きだなぁ。

2016/11/20

あっちゃん

数年ぶりに再読。そうだった…この巻はあんまりスッキリしない話が多いんだった…。でも色々と考えさせられますね。

2013/09/23

MTTとろろ@ご無沙汰でした

蟲にとって人に寄生するのは生きるため。人もそんな不思議な生き物に知らず知らずのうちに囲まれながら、生きるために生きている。何かを望む代償は、やはり大きいのだなと思いました。気付かないうちに、人間も動物に対して大きな代償を負ってるのかも、と考えてしまいます。

2012/09/02

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