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天上の虹(10) (講談社漫画文庫)

天上の虹(10) (講談社漫画文庫)

天上の虹(10) (講談社漫画文庫)

作家
里中満智子
出版社
講談社
発売日
2013-07-12
ISBN
9784063709308
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天上の虹(10) (講談社漫画文庫) / 感想・レビュー

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そら

犬養三千代、、。そうとうな策士で悪女っぷり。それに乗っかる藤原不比等もたいがいだな〜。ここでは、古事記を編纂した太安万侶が大津皇子の息子であるという説をとっている。ふ〜ん、なるほど〜。そして宮子が、あの有名な、心の病で子育て放棄した聖武天皇の母親なのか!私の浅い知識と繋がったわ〜。ワクワクしました〜😁。

2021/04/13

更紗蝦

五百重娘の老いが残酷なまでに強調されています。未亡人となった後に再婚し、息子が2人もいる五百重は、その「立場」だけなら、傍から見たらとても恵まれているはずなのですが、この漫画では全く幸福な感じがありません。五百重ほど極端ではないとはいえやはり老いが目立つ大伯皇女は、頼りになる夫も息子もいない「心細い立場」にあるにも関わらず、心は穏やかです。外から見える部分だけでは、人の心情をはかることはできない・・・ということがよく分かる巻でした。

2013/11/26

椿

大津皇子の忘れ形見の話は、思いきってるなぁ、という感じ。珂瑠皇子を大切に想ってるのに報われない宮子が辛い。

2016/03/27

あきぽん

冒頭から大胆な里中設定の人物が登場する巻ですが、伏線がよく繋がっています。クールビューティーの姉・氷高皇女と、カワイイ妹・吉備皇女の対比も素晴らしい。様々な登場人物の老いや死があって、のちの聖武天皇と光明皇后のほぼ同時出生で終わっています。時代の移り変わりや無常感を、今までの巻以上に感じました。人間関係のもつれの描写力の凄さは、あいかわらずです。

2015/12/20

Ayakankoku

持統天皇の容態は相変わらず。土葬から火葬に変わったのは、この時とは知らなかった。

2023/12/26

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