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巡幸の半女神 (講談社ラノベ文庫)

巡幸の半女神 (講談社ラノベ文庫)

巡幸の半女神 (講談社ラノベ文庫)

作家
新井円侍
こにし ひろし
出版社
講談社
発売日
2013-08-02
ISBN
9784063752779
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巡幸の半女神 (講談社ラノベ文庫) / 感想・レビュー

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あなほりふくろう

世界を覆うような一面の銀灰の中を、色とりどりの花々に包まれながら跳躍する一機の鎧巨人。色彩的にものすごく映えそうなクライマックスはカラーイラストで見たかった。「死んでも覚えていてくれる相手がいない」これも一つの死の形。そんな敗残兵と神の宮を追われた半女神の出会い、これからはお互いを寄る辺として生きていくのでしょう。終末の絶望という暗い無彩色が支配する中でエウトリーネという控えめながら色彩豊かな花が輝きを放っている、そんな素敵な話でした。

2013/08/06

nawade

★★★★☆ デビュー作「シュガーダーク」執筆後、雌伏していた作者が復活。圧倒的で無慈悲な神々に挑む人類の絶望的な足掻きが良く表現できていました。こういう重厚な世界観をもった作品は最近では珍しくなったので、今後の展開が楽しみです。それにしても、また、スニーカー文庫は大賞受賞者を逃したのか。

2013/08/03

tonkatudon

お話をまとめると 巨大サイバネティックロボと花に囲まれた小人の女神という ファンタスティックな話です しかし 人類神様を怒らせまくってますね

2013/08/25

しぇん

作者達をどうやって集まってきてるんだろう……。滅びかけている絶望的な世界観など面白くなりそうな感じです。ただ、世界観にあってるとはいえ、文章が凝った言い回しになっていて少し読みにくかったです。ただ、続きは確実に買うと思います。あと、ジェノサイドエンジェルを少し思い出しました。

2013/08/03

のれん

神々と人類の英知と欲望が結集した巨大ロボットが戦う、SFファンタジー。 二項対立の世界観でその境界に立つヒロインや、葛藤と絶望を背負いながらも共に立ち上がる主人公などドがつく王道さが特徴的。 文章もイラストも相まって一枚画を想像させる情景描写が目立ち迫力があるが、逆に動きのある戦闘シーンやら台詞に入る心理描写は薄かった。 見せ場のラストは情景も重なって良いが、そこに至るまでのテンポに窮屈さを感じる。心理描写が薄く、説明で余計な部分をすっ飛ばしているからだ。 単巻に収めた結果という雰囲気を感じたのは残念。

2020/09/04

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