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長屋王残照記(2)ぬばたまの (KCデラックス)

長屋王残照記(2)ぬばたまの (KCデラックス)

長屋王残照記(2)ぬばたまの (KCデラックス)

作家
里中満智子
出版社
講談社コミッククリエイト
発売日
2013-09-13
ISBN
9784063768848
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長屋王残照記(2)ぬばたまの (KCデラックス) / 感想・レビュー

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みなみ

Kindle Unlimited で読了。不比等の死。成り上がりの藤原は評判がよくないが、この作品の不比等は、家柄よりも実力を重んじる野心家だ。軽皇子はのちの聖武天皇、大仏を建立する人物だ。しかし軽皇子のメンタルの弱さときたら……貨幣は思ったように浸透しない、土地制度改革は悪用され、ちゃんとした仏教も日本には入ってこない。まだまだ国家として発展途上国の日本。長屋王の理想の高さと憤りもわかるが、それだけでは人はついてこないんだよなあ…と思わされる。

2023/01/13

どあら

やっと購入出来た!最終巻がどうなるのか楽しみです(^^)

2016/11/22

ゆあん

図書館にて。なんだかんだと藤原不比等が死ななければ長屋王の最期は違ったのかもしれない。藤原不比等は偉大な政治家だったのか。

2014/10/11

餅屋

里中歴史ロマン、長屋王の二冊目▲奈良の都を揺るがす「藤原氏VS長屋王」天平の英雄、華麗な一族の攻防▼母が皇族でない首皇子、父即位の年齢にも関わらず幼いと退けられる。元正天皇の「史上最強の女帝になってみせる」宣言に。則天武后のあとでは…と思いつつ、強い心は大事だよねと。不比等亡きあとは弱体化が進む藤原氏。長屋王のみならず、舎人親王、新井田親王を動員して皇族主導の政治を進めるも公地公民の崩壊の時期なので辛いよね。吉備内親王とのラブコメ、藤原長娥子の心配のあと、元明太上天皇の崩御は、終わりの始まり(1991年)

2023/08/13

まきまき

安宿姫がキビシイ。けど首もイライラするよね!なんだこの無気力は! 一方、皇位継承権を明確にされた長屋王。皇位は元正天皇が継ぎ、長屋もその参謀として尽力するが、庶民の徴税逃れは後を立たず、東北や九州の反乱は収まらない。安宿の男子出生を見ずして不比等が没すると、ついに長屋王は右大臣=第一人者の位に就く。三世一身の法とか、日本史で覚えたけどこういう背景があって制定された(そして抜け道を使われた)とは知らなかったな〜。

2018/09/02

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