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世界で一番かわいそうな私たち 第二幕 (講談社タイガ)

世界で一番かわいそうな私たち 第二幕 (講談社タイガ)

世界で一番かわいそうな私たち 第二幕 (講談社タイガ)

作家
綾崎隼
出版社
講談社
発売日
2019-03-21
ISBN
9784065149973
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世界で一番かわいそうな私たち 第二幕 (講談社タイガ) / 感想・レビュー

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佐島楓

事件ありきでその枠に人物をあてはめているという印象。そのため人物の描写が定型からはみ出ていない。若年層の読者には受け入れられるかもしれないが、人生の重厚さを体感してしまっている年齢のひとびとには薄っぺらく感じるだろう。ラノベに文学性を求める読者は少数だろうからこれでいいのかな。

2019/03/30

ピロ麻呂

待ちに待った綾崎隼の新シリーズ第二幕☆なぜ「ひー君」を本名で読んではいけないのか?なぜ道成がバスジャック事件を起こしたのか?その謎が解き明かされる。でも、杏と詩季の関係は未だ謎のまま。これから道成は詠葉に対してどう接していくのかも気になるところ。第三幕が楽しみです。

2019/03/21

さばかん

面白い面白い面白い。     静鈴荘に住む一人の少年のお話と、怪しい教師の昔話。      被害者たちの悲しい哀しいお話。      現実的に非常にデリケートで難しい問題を小説で取り上げるにはとても覚悟のいることだと思う。     現実にこのことで苦しんでいる人は存在しているのだから。      著者の覚悟が窺えるシリーズですね。

2019/05/31

Junichi Yamaguchi

『悪に悪を返したら同罪ですか?』… いくつかの謎が解けていくが、スッキリとした感じが無いのは、大きな謎が舞台の上に漂っているからなのか⁈ 次巻で幕を下ろすのか⁈ 悲しくない着地を期待したい。。

2019/04/29

よっち

杏に正体を看破された道成。これからどうすべきか心揺れる中、一人の生徒を追い詰める深刻な謂れのない罪の告発と嫌がらせに直面する第二弾。大人の悪意から子どもを守ろうと必死に奔走する道成に対し、いったんは静観して様子を見ようとする杏。動くべきか動かざるべきか、何が最善なのかはとても難しい判断でしたけど、道成の過去が明らかになった上でそれに向き合う形にも繋がってゆく結末はとても印象的でしたね。同時にクローズアップされてゆく杏の歪みや不思議なところも多い杏と詩季の夫婦関係の真相も気がかりで、続巻が今から楽しみです。

2019/03/21

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