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緑の髪のパオリーノ (講談社文庫)

緑の髪のパオリーノ (講談社文庫)

緑の髪のパオリーノ (講談社文庫)

作家
ジャンニ・ロダーリ
内田洋子
出版社
講談社
発売日
2020-11-13
ISBN
9784065190630
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緑の髪のパオリーノ (講談社文庫) / 感想・レビュー

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美紀ちゃん

読んでいて思ったが私はファンタジーが大好き。ミステリーとか恋愛小説も好きだがファンタジーはワクワクすることに改めて気づいた。「とても小さな家」作るのに使ったレンガの数は118個で座ったまま立つことができないくらい小さい。けど窓に飴がいつも置いてあり通る子供はもらっていく素敵な家。幸せ。「画家になります」好き。努力は実を結ぶ。その他楽しいお話がたくさん。何度も読み返したい。想像力を豊かにしてくれる本。あとがきで荒井良二さんが「ロダーリの本は僕のお守りのようなあめ玉」と言っている。なるほどなぁと思った。

2021/08/11

NAO

【2021年色に繋がる本読書会】初翻訳53の話が収められている短編集は、最後の4つ以外はどれも本当に短い話ものばかりだ。とはいえ、代表作『チポリーノの冒険』がそうだったように、どの話もただ面白いというだけではなく、温かいでも甘すぎない、奥が深く読んだあと考えさせられる、といったものばかり。「わたしはこんな主人公を書いてみましたが、みなさんはこの主人公のしたことをどう思いますか?」 ロダーリが、そう問いかけてくるようだ。

2021/01/06

mii22.

とってもとっても短くて小さなお話たちなのに、読むと心が豊かになり大切な何かを、欠片のようなものもだけど見つけることができる一篇一篇の物語。特にお気に入りは頭の上に髪の毛の代わりに草花や木が育ち、人とは違った一生を送った人のお話「パオリーノの木」パオリーノのように生きられたらどんなに幸せだろうと思った。そして多くのお話は、あなたはどう思いますか?と言うような問いかけで終わっている。そこがまたよい。その先は自分で考えて何かしら答えを出してくみてださいねと問われているよう。

2021/04/17

クプクプ

文章に躍動感があってブラックユーモアが効いて最高に楽しい掌編小説集。日本人で言えばいい時の北杜夫、芥川龍之介、宮沢賢治、川上弘美が似ているでしょうか。ロダーリの本はイタリアの少年少女が最初に読む一冊だそうですが、この本は日本人作家を含めても日本人の少年少女や大人たちが最初に読む本にピッタリだと思いました。手紙の書けるクリスマスカードが付いていましたがイタリアのクリスマスはどんな感じなのかと想像しました。

2020/12/12

Shun

一話一話に独自の世界観があり、児童文学のようだが大人でもきっと愉しめるお話が詰まった短編集。シュールさはありますが皮肉はきつくないので小さなお子さんにもお薦めでき、ちょうどクリスマスのプレゼントにいかがでしょうか。表題の1作は、髪の毛がぐんぐん育つ草になっている男の子のお話。悪いことをすればトゲのある硬い草になってしまい、パオリーノはその後悪さをやめるのでした。大人になると立派なカシの木へと成長しそこでは鳥たちが巣を作ります。その木は彼が亡くなっても村人と共にあり、いつまでも温かさの残るお話にほっと一息。

2020/11/21

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