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戦の国 (講談社文庫)

戦の国 (講談社文庫)

戦の国 (講談社文庫)

作家
冲方丁
出版社
講談社
発売日
2020-08-12
ISBN
9784065206287
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戦の国 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ぜんこう

織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼。これらの武将を主人公にした短編。「道」が重要なポイントとして初出誌のものに加筆修正されたらしい。すごく読みやすいし視点もおもしろい。たぶん豊臣秀頼の視点での小説は初めて読んだかもしれない。

2021/01/06

マッピー

すっきりと短い文章がリズミカルに続き、とても読みやすいのだが、逆に文章がつるつると滑り、血は沸かず、肉踊ることがない。冲方丁ってこういう文章を書く人だったかなあ。 この中では、本能寺の変を扱った「純白き鬼札」が面白かった。そう、本能寺の変の時、光秀は当時でいうともう老将なのだった。齋藤道三亡き後頼った朝倉氏を見捨て、将軍家をも切り捨てて従った信長に自身の老いを突きつけられた時、光秀は何を考えたのか。これがしみじみ理解できる年齢に私もなったということか。桶狭間から大坂夏の陣まで6つの戦について。

2020/10/10

ほうすう

織田信長・上杉謙信・明智光秀・大谷吉継・小早川秀秋・豊臣秀頼をそれぞれ主人公とした短編集。決戦アンソロジーに収録されていたものをまとめたものとのことで、一部は読んだこともあったが再読に耐えられるだけ面白かった。特に光秀主役の「純白き鬼札」秀秋主役の「真紅の米」が秀逸。巷間に知られた逸話を新しい解釈で描いており、本書での光秀と信長の関係性や関ケ原後の秀秋のふるまいの理由など他では見たことないながら確かにこう捉えることも可能であるという作者の力量が感じられる。

2020/08/30

むた

やっぱ歴史小説はビジネス書だなと思う。本作はさしずめリーダー論かな。歴史の解釈についてはたくさんの見方があるだろうけど、人間の本質なんてものはたかが数百年で変わるわけもなく。組織の中での人間関係の有り様は今と同じようなものじゃないだろうか。目標を達成するために信念を持ち、どう人を動かすのかっていうキモは現代人の仕事への向き合い方にも十分通じていると感じた。でも信長や家康の真似はできないと思う自分にたぶん天下は取れない。

2020/09/25

みどり

知っているようで歴女じゃない私は、一般教養程度。 その中で、割と有名だけど地味な主人公たちの連作式短編集という体裁。 主人公たちの目線が、少しずつ作者の目線と重なっているように感じるのは私だけだろうか?

2020/08/17

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