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センゴク権兵衛(25) (ヤンマガKCスペシャル)

センゴク権兵衛(25) (ヤンマガKCスペシャル)

センゴク権兵衛(25) (ヤンマガKCスペシャル)

作家
宮下英樹
出版社
講談社
発売日
2021-11-05
ISBN
9784065258453
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センゴク権兵衛(25) (ヤンマガKCスペシャル) / 感想・レビュー

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だまし売りNo

秀吉も三成も秀次を失った場合の豊臣政権の打撃を理解しており、秀次を謹慎させ、謝罪を取り付けて幕引きするつもりであった。ここにはマウンティングしなければならない権力者の浅はかさがある。 秀次は相手の思う通りにならなかった。自発的に自刃した。抗議の死、憤死である。秀次も自分の死が豊臣政権に打撃を与えることを理解していた。自刃という行為が復讐になる。それ故に憤死と言っても悲壮感よりも、夢見心地で死ねたであろう。

2021/12/05

マサキチ黒

ふむ。久々に燃える巻。豊臣秀次にここまで迫れたホンはなかったのではなかろうか。セリフのない前野と石田三成の差が悲しい。

2021/12/26

なさたなだ・ざざす

ある頃から歴史をなぞるばかりになった中で、今巻の秀次の死に関する一件は久々に引き込まれました。通説を覆せる説得力は感じなかったものの、秀吉との関係性に関する思考、秀吉との対面時に叩きつけた自身の扱いへの見解と非難、蟄居後の壊れたような描写や自死を選んだ心境などは見応えのあるものでした。

2022/04/05

Yanabod

秀次の切腹は歴史考証的には本巻で描かれている流れが痛切なのかしら?となると秀吉は全く耄碌していたわけではないということか。しかし天下人になった故に孤独になっていく秀吉の姿が寂しく見え、出世から一歩身を引いたゴンベエの姿が幸せそうに見えるのも皮肉なものである。

2021/11/12

Mr.deep

ドツボにはまって大迷走する太閤関白親子に比べて、三成筆頭の四奉行の覚悟完了な雄姿が眩しい

2021/11/06

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