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コンクールシェフ!

コンクールシェフ!

コンクールシェフ!

作家
五十嵐貴久
出版社
講談社
発売日
2022-03-09
ISBN
9784065268117
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コンクールシェフ! / 感想・レビュー

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しんごろ

料理に対する愛情、想い、才能がぶつかる、若き料理人による大会。料理人だけではない。料理人のアシスタントも料理に対する想いも熱い。料理の時の臨場感がすごい迫力だ。普通に読んでれば食べてみたいと思い、空腹時に読めばヨダレがたれ、お腹が満たされた時は、やれ別腹だ!などいいわけして食べたくなる。とにかく本から料理の香りがしそうだ。どれだけ美味しそうかって…。ならば本の扉を開けるがよい。そして六人の将来を背負ってたつ料理人の熱い戦いを見るがいい。アレ・キュイジーヌ!(鹿賀丈史かっ!わかる人にはわかる 笑)

2022/09/27

いつでも母さん

このドキドキする臨場感は【料理の鉄人】を思い出した。(作者はその番組に携わっていとのこと)テーマは『十年ぶりに会う友人との夕食』6名の作る料理、どれに肩入れしましょう(笑)里中海かなぁ・・はベタでしょうか?五十嵐さん守備範囲が広くて『リカ』のイメージが強いから(汗)こんな白・五十嵐作品は久々な感じ。彼らのそれからも読みたいな。味覚って難しい。食の楽しみ・好みはそれぞれだ。値段ではないよね。バカ舌の私が言うのもなんだが、作ってくれた人に感謝して美味しく食べたい。それは家庭料理も同じだと思う。

2022/04/28

モルク

若手料理人のコンクールYBGの決勝に残った6人。10年ぶりにあう友達をもてなす料理をテーマに45分というタイムリミットのなか腕を競う。エントリー順で行うが、最初の人が基準となりあとになるほど食材、味付け、印象がかぶらないようにしなくてはならない。テレビ放映することもあり、最高の食材と演出、アシスタントとの息のあいかた、バランス…全てに緊張がはしる。章毎にそれぞれにスポットライトをあて、臨場感はクライマックス。もとあったテレビ番組「料理の達人」での鹿賀丈史の「私の記憶が確かなら」の声が聞こえてきそう。

2022/04/25

ウッディ

若手料理人のコンクール「YBG」を勝ち上がったファイナリスト6人。出自、経歴、性格、コンクールへの意気込みが異なる彼ら。与えられたテーマは、「10年ぶりに会った友人との食事」。45分間という時間の中で、最高の料理に仕上げる料理人たちを描いた物語。写真でもあれば、どんな料理なのか、美味しそうか伝わってくると思うのですが・・。コンクール結果にサプライズはなく、なぜこの人が優勝したのかという理由も伝わってこなかったのが残念。料理版「蜜蜂と遠雷」という作品だったが、作家の表現力が問われるジャンルなのかもしれない。

2022/06/16

mint☆

エントリー資格は料理人歴十年未満という料理コンクール「YBG」の決勝に勝ち残った6人のシェフたち。テーマは『十年ぶりに会う友人との夕食、そのひと皿』。経歴も料理ジャンルも異なる6人は、キャラ付けも個性的。結果がなんとなくわかってしまうのが残念だけど、料理の話かと思えば人間関係や成長の話だったのかな。読みやすく面白かったです。

2022/07/10

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