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バイター (光文社文庫 い 46-9)

バイター (光文社文庫 い 46-9)

バイター (光文社文庫 い 46-9)

作家
五十嵐貴久
出版社
光文社
発売日
2024-01-11
ISBN
9784334101886
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バイター (光文社文庫 い 46-9) / 感想・レビュー

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yukaring

さすが五十嵐さん、この後味の最悪さは最恐。謎のウィルス感染によるソンビパニック。伊豆半島の火口で発見されたミイラ化した動物の死体。死体に触れた研究者たちがウィルスに感染して死亡、そしてバイターとして甦る。感染は思いもよらぬスピードで島は血肉を求めるバイターの巣窟と化す。しかしその日島には総理大臣の娘が訪れていた・・。総理の娘を救うために結成された7人の精鋭部隊ブラッドセブン。こんな折でも次の選挙へ向けた政治的しがらみを守る政治家への揶揄もこめられている。スピード感のあるサバイバルサスペンスで面白かった。

2024/01/30

空のかなた

「リカ」シリーズとは全く異なる気味悪さ。ブラッドセブンと呼ばれる精鋭7名が、対象者をバイター(ゾンビ)から救出できるか、自らもバイターに襲われ喰われるか、バイターをせん滅できるか、息をつけない展開へ。白濁した眼、全身が蜂の巣になってもヒトの血と肉を求めて迫るバイターの様子は凄まじい。火炎銃で燃やし尽くしても死なない。中でも強烈な登場人物が、自衛隊員の梶原。傲慢さに加え、見た目はヒトであるバイターを銃殺する時の嬉々たした様子は尋常ではない。なんといってもエンディングでのどんでん返しに感服。凄いと思った一冊。

2024/01/16

ぴ〜る

やっぱりゾンビものは怖い…。衝撃のラストも政治を皮肉ってくれているのかなと思われる節もドキドキしながら読了。何が起こるがわからない世の中だと考えて読むととても怖い。

2024/02/07

ゆう

王道のゾンビもの、ハラハラしたい時に読むにはぴったり! ウィルスで感染、高熱が出ると言うのが新しい設定。もし今の日本がこんな事になったら、あの総理ではすぐにバイターだらけになって終わっちゃいそう。

2024/04/11

とし

とある島で、謎のウイルスによりゾンビ化してしまう事象が発生。島にいる総理の娘を救出すべく、特殊部隊が編成されたが、、 ゾンビという非日常の話だが、妙なリアルさがあり面白かった。最後は、五十嵐さんらしい終わり方だなと思った

2024/02/04

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