『そして、バトンは渡された』著者最新作! 平凡さにコンプレックスを抱えた大学生を巡る、究極にやさしい物語 どうして自分には何の取り柄もないのだろう。何をやっても平々凡々。何か秀でた才能とか、不思議な力でもあれば、もっと自分を誇れるはずなのに……。誰だって一度は、そういうふうに自分の能力のなさに悩んだ経験があるのではないだろうか。 『掬えば手には』… もっと見る