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青野くんに触りたいから死にたい(10) (アフタヌーンKC)

青野くんに触りたいから死にたい(10) (アフタヌーンKC)

青野くんに触りたいから死にたい(10) (アフタヌーンKC)

作家
椎名うみ
出版社
講談社
発売日
2023-01-23
ISBN
9784065302590
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青野くんに触りたいから死にたい(10) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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かやは

目の表現がすごく繊細で好きだ。事態がどんどん悪化して、どうやって終息するのか。大人になるって難しい。誰かの庇護者になるのは難しい。ずっと子供のまま甘やかされたいと思ってしまうんだよなあ。

2023/01/27

内島菫

世間における幽霊、精神病、女性の社会的立場の共通性の怖さ。

2023/02/23

🔥

「頼むから愛しさと怒りを 侮蔑と恋しさを 同じ場所に置かないでくれ」←凄すぎる ぐちゃぐちゃの感情とか、もう誰とも分かち合えないんじゃないかと思う痛みとか、ひとつひとつをまっすぐに描いてくれて、それは苦しいけど心強くもあって、痛いまま生きていける気さえするそういう作品 大好き 感謝しかない 青野家の状況は毒親!虐待!暴力!とかそんなインスタントな言葉で表せなくて、鉄平くんの痛みも青野くんの苦しさも母親の辛さも全部人間の持つもので、分かるから、これが最後まで誰かが誰かを救う話であることにずっと期待していたい

2023/01/24

時エイトグ

女性作家の作品はなんで好きな男子が家族に虐待されがちなのか不思議だったんだけど、性癖だからと言われてやっと納得した。ようはなろう小説にありがちな可哀そうな奴隷少女を救ってあげると同じなんだと。正直、二番煎じ以降の奴隷少女物も全く共感できないが。

2023/03/29

たしたし

苦しい。 未熟で弱くて社会性の低い女性が、被害者でありながら加害者になっていく。 夫さえ生きていたらこんな状態にはならなかったんだろう、と思いつつ他の問題があれば同じ状態になった気もする。 彼女に対する嫌悪がありつつ、追い詰められたらどこまで正常でいられるかなんて、本当に分からない。 自分自身の中にある、弱さや醜悪さを突きつけられている気もする。 彼女自自身が困っていて、助けが欲しいのに適切な手段を選ぶ事が出来ないのがもどかしいけれど、これも他人事として見ている傲慢な気持ちかもしれない。

2023/01/25

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