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怪人デスマーチの退転

怪人デスマーチの退転

怪人デスマーチの退転

作家
西尾維新
出版社
講談社
発売日
2023-03-29
ISBN
9784065306307
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西尾維新デビュー20周年記念ロング・ロングインタビュー 20タイトルをキーに語る、西尾ワールドの変遷(第5回)

『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新/講談社)

 昨年、作家生活20周年を迎えた西尾維新が、セレクトした20タイトルとともに、その道程を振り返るロング・ロングインタビュー。最終回となる第5回は、『怪盗フラヌールの巡回』+『怪人デスマーチの退転』、『不来方百舌鳥の殺人まんがゼミナール』、『ウェルテルタウンでやすらかに R.I.P. werther town』、『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』について。いずれも、作家の「今」の気分と、「現代社会」が織り込まれている作品といえるだろう。20年間、全力疾走してきた、そのタフネスと軽やかさ。これからもずっと西尾維新を追いかけていきたいと強く思わせるインタビューだった。

(取材・文=吉田大助)

ロングインタビュー 第5回 ⑰『怪盗フラヌールの巡回』+『怪人デスマーチの退転』 ──父の盗んだお宝を返却していく二代目怪盗フラヌール。令和の価値観・倫理観でアップデートした「怪盗もの」は、キャラクター造形にも「今の自分の気持ち」を反映。 『怪盗フラヌールの巡回』(西尾維新/講談社)

2023/3/5

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怪人デスマーチの退転 / 感想・レビュー

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雪紫

取り扱い注意。本の中身ですら金箔で作られた壊れそうで読めない本。前作をさらっとネタバレしつつ(温泉返却凄い気になるんですが!)金沢観光もあるし二代目の初代への複雑な愛憎も良いんだけど、本好きとしては図書館と電子書籍の利点、石川県立図書館の方がそそられるんだよね・・・いや、だからこそ幕引きが好みなんだけど(初代と比較され二代目評価散々なあるき野くんドンマイ)。なお、読んだのは図書館本です。次回タイトルが思いっきりネタバレの予感・・・。

2023/07/05

さっちゃん

怪盗フラヌールシリーズ2作目。登場人物がクセ強ばかりで、前作未読だとかなり戸惑うと思うのでできれば順番に。何より作中で前作の犯人を豪快にネタバレしてるし。/今回は金沢市に金箔本を返却しに訪れる。虎春花と待葉椎警部補(巡査から大出世してる!)の女子旅に巻き込まれ、弟の軍靴や前作の犯人とも遭遇したりの珍道中。いつもの軽快な言葉遊びでサラサラ読むうちに、殺人事件もあっという間に真相解明へ。/登場する石川県立図書館は行ってみたいと思っていた図書館なので嬉しかった。いつか訪れた時にはアレを探したくなるわね。

2023/05/16

薦渕雅春

著者の作品を読んでる殆んどが「忘却探偵・掟上今日子」のシリーズだが、実は他にも多数執筆されている。本著も知らずに借りてみたらシリーズとしての2作目だった。シリーズ第1作は「怪盗フラヌールの巡回」とのこと。本著は先代が盗んできた財宝を返却して行く、返却怪盗という不思議な設定。会話文や言い回しがチョッと馴染めなく、読みづらい点があるものの何故かストーリーの先が気になって吸い込まれて行く感じ。金沢が舞台となっているのだが、石川県立図書館が素敵らしく是非に行ってみたいと思った。次作で完結?第1作から読んでみたい。

2023/07/05

まぁみ

返却怪盗シリーズ第二弾!前作より会話が楽しめたし、キャラの掘り下げが嬉しかったあ!大泥棒・怪盗フラヌールが盗んだコレクションから、今回は「本」を返却ですって(笑)、それも金箔本!ああ金沢行きたいなぁ♡主人公のルポライターとしての姿がいいなぁ。今回は弟の存在感も凄かった。さて、次作で一区切りらしいので、駆け抜けようと思います!(´▽`*)アハハ 刊行日はいつだろう…?

2023/12/13

ガットウ

★★★3.8点。会話劇だけで読ませる、相変わらずの西尾維新さんでした。

2023/05/10

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