新装版 BT’63(下) (講談社文庫)
新装版 BT’63(下) (講談社文庫) / 感想・レビュー
カブ
物語はいよいよ緊迫した展開に。タイムスリップした琢磨が見た過去とは。1台の緑のボンネットトラックに翻弄される若き父・史朗。加速した物語に目が離せない。
2023/06/08
おひさまリボン
戦地から戻って来た人の心の闇は計り知れない。どうにもならない時代だから貧しさから這い上がる為に流される人も多かっただろう。この作品はそういう人間の方が圧倒的に多く出て来る。でも流されず清くあろうと生きた先人もいた。だからこそ平和な今の日本がある。現代でも取り組むべき社会の問題は多々あるが、交通機関が遅れても静かに列に並ぶこの国の人々の道徳心は誇れるものだ。この国を大切に紡いで来てくれた人々に感謝したい。
2023/08/29
ますみ
★3.5★
2023/07/15
ドットジェピー
面白かったです
2023/05/20
juneberry
上下巻読んでいると、私がまだ生まれていなかった木造の建物が並ぶ、アスファルト舗装もまだされていない昭和38年の様子が目に浮かぶような気がしてきた。上巻では時代が後の時代が変わっていくのか?と思ったがそうでもなく、池井戸さんのはっきりとした勧善懲悪でもなく、どこか初々しい感じがした。
2023/10/13
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