トットちゃんの 15つぶの だいず (講談社の創作絵本)
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トットちゃんのもうひとつのお話『トットちゃんの 15つぶの だいず』【NEXTプラチナブック】
絵本ナビがおすすめする「NEXTプラチナブック」(2023年8月選定)から、ご紹介する一冊はこちら!
朝になるとママは封筒に炒った大豆を15つぶ入れて言うのです、「これがあなたの一日ぶんの食べものよ」。毎月発売される新作絵本の中から、絵本ナビが自信をもっておすすめする「NEXTプラチナブック」。今回ご紹介するのは、『トットちゃんの 15つぶの だいず』。女優の黒柳徹子さんが自身の小学生時代を描き、大ベストセラーとなった『窓ぎわのトットちゃん』、そのもうひとつのお話として誕生したのがこの絵本です。どんな内容なのでしょう?
NEXTプラチナブックとは…?
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、レビュー数、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
そして、毎月発売される新作絵本の中からも、注目作品を選びたい! そんな方におすすめするのが「NEXTプラチナブック」です。3か月に一度選書会議を行い、「次のプ…
2023/9/28
全文を読むトットちゃんのもうひとつのおはなし『トットちゃんの 15つぶの だいず』 松本春野さんインタビュー<後編>
『トットちゃんの 15つぶの だいず』は、黒柳徹子さんがコンサートで語ったお話を元に、児童文学作家の柏葉幸子さんが文を、『バスが来ましたよ』などで人気の松本春野さんが絵を描いた新作絵本です。いわさきちひろさんのお孫さんでもある松本さんに、絵本の制作秘話を語っていただいたロングインタビュー<前編>に続き、<後編>では黒柳さんとの交流、そしてトットちゃんへの想いを語っていただきました。
トットちゃんの 15つぶの だいず
原案:黒柳徹子 文:柏葉幸子 絵:松本春野 みどころ もし、一日の食べものがだいず15つぶだけになってしまったら……。この絵本は、トットちゃんの戦争体験を、トットちゃんの目線で語ったおはなしです。戦争がはじまるとどんどん食べるものがなくなり、トットちゃんは、たった15つぶのだいずで一日を過ごすことになります。この絵本で描かれる、これまでの戦争絵本と違う大きな特徴を2つ挙げてご紹介します。1つめは、「一日の食べものがだいず15つぶ」という子どもたちが感覚として掴みやすい表現がなされていること。学校へつくまでに3つぶ食べてしまって残り12つ…
2023/7/31
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トットちゃんの 15つぶの だいず (講談社の創作絵本) / 感想・レビュー
starbro
黒柳 徹子の絵本を見つけたので、読みました。敗戦の8月に読むに相応しい絵本、子供たちに読ませたいですが、どこまで理解してくれるか心配です。ところで松本 春野は、いわさきちひろの孫なんですね。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000377016
2023/08/21
ままこ
とっとちゃんの戦争体験。戦前のトモエ学園でのお弁当の時間と戦中の食べ物の対比が切迫した食糧難を物語っている。平和の大切さ、戦争によって起こる不安がとっとちゃんの視点で切々と伝わってきた。柔らかな水彩で描かれる絵は表情豊かで、色彩により当時の様子や心理状態も伝わってきます。黒柳さんがそのまま朗読しているような感じの絵本でした。〈原案〉黒柳徹子さん〈文〉柏葉幸子さん。〈絵〉松本春野さん(祖母がいわさきちひろさん)
2023/11/09
☆よいこ
戦争関連絵本。黒柳徹子さんの幼少期(トットちゃん)を柏葉幸子さんが文章を書き松本春野さんが絵をつけた▽戦争をはじめる前は幸せだった日常が、戦争がはじまると「ねむいし、さむいし、おなかがすいた」になった。小学2年生のトットちゃんの1日分の食べ物はたった15つぶの煎り大豆のみ。朝封筒に入れてもらった大豆を握りしめてトットちゃんは学校に行く▽戦争はひもじいと言う黒柳徹子さんの体験談。私の祖父は少年兵として従軍しました。キャラメルが好物でした。いまでも仏壇にキャラメルをお供えします。2023.7刊
2024/05/01
とよぽん
戦争がどれほど子どもの心に辛苦をもたらすか、1日の食料として15つぶのだいずを持って学校に行くトットちゃんの姿からわかる。それでも、極度の空腹に耐えてトットちゃんは家が焼けてないこと、ママも犬も生きていることに喜びを見いだす。健気だ。ただ、結末に至るところが急展開で少し残念だった。
2024/01/10
どあら
図書館で借りて読了。戦争の愚かさをどんどん伝えて欲しいです。
2023/10/25
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