鷹の惑い
鷹の惑い / 感想・レビュー
旅するランナー
公安一課海老沢と捜査一課高峰のコラボが気持ち良い。でも、極左とか学生運動とか、まだ引きずってる輩が残ってることに戸惑います。時代が逆戻りしないことを祈ります。さてさて、2001年途中の旅。二人の友情は、まだ続きそうです。
2023/09/03
starbro
堂場 瞬一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。公安一課VS捜査一課 大河シリーズ「日本の警察」平成ミレニアム編ということで読み応えはありましたが、テーマもタイトルも微妙な感じでした。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000377456
2023/09/04
いつでも母さん
公安の誇りかぁ・・公安が絡むと言うだけで怖いと感じてしまうのは小説の読み過ぎか?(汗)時代と共に警察も変化するのだろう。これは『日本の警察』平成編の第2弾になるのかな。30年近く逃亡していた指名手配犯を仙台で身柄を拘束ーそこから始まる今作は、東京に移送する新幹線車内で服毒自殺ってあり得るの?メンツ潰れるよね、あぁ・・海老沢。そして、遂に元特高の父親の死。このシリーズはまだまだ続きそうだ。
2023/08/21
あすなろ
堂場氏日本の警察シリーズ・平成編第二巻。このシリーズは好きで追いかけている。時は平成も半ばともなり、シリーズ最初の世代はもう故人若しくは故人となろうとしている。そんな中、オウム事件も過ぎ、公安の有名無実化が本人達にも出てきているなか、かつての過激派をテーマに取り描かれる。揺れる登場人物達の心と公安。この後も続くのであれば、この公安がどう変わったを書いて頂き、それを知りたいものだと思う。何にせよ、このシリーズに関しては堂場氏の筆の赴きがチト違う様で、なかなか興味合間って僕は愉しみ読んでしまっているのである。
2024/01/24
KAZOO
堂場さんの公安一課と捜査一課の人物が主人公となるもので初お目見えです。事件は左翼の大物が海外逃亡していたものと思われたが仙台で捕縛されます。その移送中に新幹線内で自死されてしまいます。さらに目黒で国会議員の元秘書であった人物が死体で発見されます。この二つの事件を二人の主人公が捜査していく様子が交互に示されます。さらに公安の刑事は別の特命操作を命ぜられます。このように様々な事件がからむのですが最後はうまくまとめてくれます。新しいシリーズとなるのでしょうか?
2023/11/18
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