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僕は春をひさぐ~女風セラピストの日常~(1) (KCデラックス)

僕は春をひさぐ~女風セラピストの日常~(1) (KCデラックス)

僕は春をひさぐ~女風セラピストの日常~(1) (KCデラックス)

作家
水谷緑
出版社
講談社
発売日
2023-07-13
ISBN
9784065325896
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「僕は春をひさぐ~女風セラピストの日常~(1) (KCデラックス)」のおすすめレビュー

「高齢処女」が利用する女性用風俗の実態とは? 年末年始に読みたい非日常を味わえる漫画3選

 年末年始が近づくにつれて、ワクワクする人もいれば心配事が増える人もいる。SNSを開けば一目瞭然で、長い休暇に旅行をしたり家族関係が良好な実家に帰省したりすることを喜ぶ人も多いが、実家や義実家と折り合いが悪い等の理由で「早く年明けの仕事(もしくは学校)、始まらないかな」と感じている人も決して少なくはないはずだ。

 年末年始をどのようにとらえていても、共通して楽しめるのが漫画だと私は思っている。外が寒くて出る気になれないなら、ぜひ落ち着ける場所で読み応えのある漫画を読んでみてほしい。この記事では特に年末年始におすすめしたい漫画を紹介する。

ままならない日常にときめきが訪れ……衝撃のラストまで目が離せない 『私が誰だかわかりましたか?』

『わたしが誰だかわかりましたか?』(やまもとりえ/KADOKAWA)

『わたしが誰だかわかりましたか?』のレビューを読む

 年末年始は、一種の非日常だ。ふだんは会わない人に会い、お雑煮や餅などを食べ、凧揚げなどの遊びをし、年賀状を書くなど、「年末年始だなあ」と感じるモノはいたるところに転がっている。外国人に日本語を教える仕事を…

2024/1/3

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高齢処女のアラサー女性やセックスレスに悩む主婦も利用。2時間2万5000円で心と体を満たす「女性用風俗」のリアル

『僕は春をひさぐ~女風セラピストの日常~』(水谷緑/講談社)

 ブラのホックを外すみたいに、心のホックも外してほしい。そして、体も心も大切に抱いてほしい。そう願いたくなるほど、女としての自分に自信がなくなる日が女性にはあると思う。

『僕は春をひさぐ~女風セラピストの日常~』(水谷緑/講談社)は、女性のそんな心の穴を女性用風俗の観点から描いた漫画だ。

 本作は2年間にも及ぶ綿密な取材をもとに描かれた、女性用風俗のリアルストーリー。主人公は女性用風俗店でセラピストとして働く、悠。様々な悩みを抱える女性客たちは2時間2万5000円と、決して安くはない利用料金を支払い、心の穴を埋めていく。

■性欲を満たすだけじゃない!女性用風俗の利用客が埋めたい“心の穴”とは…?  悠を指名する女性客は、年齢も職業も様々。風俗というと性欲を満たす場所だと思われやすいが、彼女たちが本当に満たしたいのは日常生活では埋められない“心の穴”だ。

 男性経験がほぼない女医は友人から「高齢処女」と笑われたことから、女性用風俗を利用。管理職の独身女性は悠とのシチュエーションプレイが、自分を解…

2023/9/26

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