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乾と巽―ザバイカル戦記―(10) (アフタヌーンKC)

乾と巽―ザバイカル戦記―(10) (アフタヌーンKC)

乾と巽―ザバイカル戦記―(10) (アフタヌーンKC)

作家
安彦良和
出版社
講談社
発売日
2023-12-21
ISBN
9784065335239
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乾と巽―ザバイカル戦記―(10) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

レーニンとの会見を果たす巽。そこでレーニンは、裸足の少女に靴を用意させる優しさを見せる。巽は言う。「今すぐにでも戦争をやめるべきです! 戦争は何よりも子供達を不幸にします! この子の母親も戦争が殺したんですっ!」それに対しレーニンは「子供を大事にすると言っても その子供は親と同じ奴隷の道を往くんだ! 狭い土地と危険な工場や鉱山に鎖でつながれて‼︎ 戦争は終わらないだろう いや 終わらせてはならない」と毅然とした態度で反論する。(つづく)

2024/01/17

千本通り

全共闘の闘士だった著者は、やはりレーニン、スターリンを描くことで心のけじめをつけたい気持ちがあったはずで、敗走する白軍に敗れ去った学生運動への思いが見え隠れする。

2023/12/31

毎日が日曜日

★★★

2023/12/30

KDS

レーニンとの会見を果たした巽はオムスクへと帰還し、珠子らと再会。一方戦闘で重傷を負った乾は、療養先へ訪ねてきた男からガイダ少将がコルチャークへのクーデターを企てていることを耳にする。それは1919年11月17日、雪とみぞれの吹き付けるウラジオストックで勃発した「ガイダ事件」に他ならなかった…!その頃巽は日本の新聞社「大阪新報」へ務めることが決まって珠子とともにオムスクを離れる汽車に乗り込み、乾は退院して白軍の無敗将軍・カッペリの率いる部隊へと入隊していた…。殆ど知らなかったシベリア出兵史。この先どうなる?

2023/12/23

hirokazu

コルチャークのオムスク放棄で、戦況は赤軍に益々傾くが、主勢力の思惑が異なる中では、戦争はまだ続く。もはやすっかり「はぐれ者」になってしまい、西へと向かう乾と、「御用新聞」の記者として日本へ帰りそうな巽。次の再会場所はーーー?

2023/12/25

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