新版 しっぽのお医者さん 1
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「新版 しっぽのお医者さん 1」のおすすめレビュー
看板猫の視点で描かれる動物病院の日常。既刊に新作2編を加えた、新版『しっぽのお医者さん』が刊行
『しっぽのお医者さん』(講談社)
ねこまき氏による最新作『しっぽのお医者さん』(講談社)では、看板猫「ハル」の視点を通して、動物病院の日常とそこで織りなされる心温まるエピソードが描かれている。本書は、絶版となった単行本『しっぽのお医者さん』(朝日新聞出版刊)の中から抜粋した25編に描き下ろし新作2編を加えたファン待望の新版だ。
本作の主役は、ある日春山動物病院にやってきてそのまま看板猫となったハル。普段は「院長」と呼ばれている。人間の言葉は話せないけれど、(本物の)院長の春山先生や病院のスタッフ、そして訪れる動物たちとの心温まる交流を、ハルの目を通して描き出している。
予防接種が怖くて毎年大暴れする犬、「長生きってのも考えものだなぁ」とポロポロ涙を流す亀、猫の鳴き声を真似るインコ、病院の前に捨てられていた4匹の子猫たちなど、様々な動物が病院にやってくる毎日。ハルはそれらの動物たちとどのように会話を交わし、日々を過ごしているのだろうか。
ねこまき氏はこれまでに、『まめねこ』や『トラとミケ』といった作品で、猫を中心にした物語を数多く描いてきた。また、…
2024/3/26
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新版 しっぽのお医者さん 1 / 感想・レビュー
mahiro
描き下ろし30ベージにつられて購入。この作者の猫マンガはねことじいちゃん、のシリーズとこれが好き。描き下ろしは春山先生の幼い頃と、ハルさんが春山病院にやって来ての院長ねこになるエピソード。
2024/02/14
ちいこ
朝日新聞出版の方も読んだけど、こちらも描き下ろしがあったので読みました。可愛くてたまらん。
2024/02/02
どあど
書下ろしがあるというので、買ってしまった。穏やかな時間が過ぎていく、町の獣医さんと院長(猫)の話。
2024/02/05
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