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みとりねこ (講談社文庫)

みとりねこ (講談社文庫)

みとりねこ (講談社文庫)

作家
有川ひろ
出版社
講談社
発売日
2024-04-12
ISBN
9784065353899
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みとりねこ (講談社文庫) / 感想・レビュー

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mae.dat

表題作を含む7話ねこねこ短篇+初回限定書き下ろしエッセイ。『旅猫リポート』の続編と言うか、それは完結していたので、関連の別話かなぁと、思っていたのですけどね。最初の2話がその外伝となっているだけだったの。でもハチにもナナにも会えて良かったよ( ¨̮ )。3話目は『アンマーとぼくら』のスピンオフでね。そしてそれは『ニャンニャンにゃんそろじー』にて既読だっただよ( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。まぁ、何度読んでも良いのですけど。あとは表題作『みとりねこ』の浩太。健気でいじらしく、かわええのう(*˙˘˙)。

2024/04/15

タルシル📖ヨムノスキー

有川ひろさんが様々な媒体で発表してきた「猫」小説を集めた短編集。有川さんの単著(小説)を手に取るのは約4年ぶり。中身はとにかく猫、猫、猫愛に溢れた、猫愛が巨大な噴水のごとく溢れ出す物語群。特に2020年の4月、コロナ禍に始まった特別企画〝Day to Day〟の4月5日付けで発表された〝トムめ〟なんてもう、「親バカ」ならぬ「猫バカ」以外の何者でもないでしょう。「猫は犬に比べて情が薄い」とかいう人もいるけれど、この本を読んでいるとそうでもないのかなぁと。人間と動物は時の流れが違うから、どうしても最後は…ね。

2024/04/27

なみ

猫が出てくるお話が7編収録された短編集。 久々にあの人やあの人にも会えて嬉しかったです! 猫を拾ったことで、父親としても成長していく漫画家を描いた『シュレーディンガーの猫』が好き。 ネットでのやり取りが微笑ましかったです。 表題作の『みとりねこ』もすごく良かった。 猫の浩太が醤油で拇印を押す練習をするシーンから始まるのですが、徐々に見えてくる練習の理由に、涙がこぼれてきました。 猫をさらに好きになれる1冊です。

2024/04/24

蕭白

いいお話でした。

2024/04/26

Oh!やまびこ

「旅猫リポート」シリーズ作品。猫を真ん中に置いた短編作品群。本書タイトルとされた作品「みとりねこ」と同様の看取りの経験がある。帰宅し声を掛けると一鳴き返事を返し、静かに息を引き取った。その時の事を思い出してしまう。飼い主の思い、ペットの思い、相通ずるものを感じずにはいられない。

2024/04/24

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