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後宮茶華伝 仮初めの王妃と邪神の婚礼 (集英社オレンジ文庫)

後宮茶華伝 仮初めの王妃と邪神の婚礼 (集英社オレンジ文庫)

後宮茶華伝 仮初めの王妃と邪神の婚礼 (集英社オレンジ文庫)

作家
はるおかりの
Say HANa
出版社
集英社
発売日
2023-12-19
ISBN
9784086805322
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後宮茶華伝 仮初めの王妃と邪神の婚礼 (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

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kagetrasama-aoi(葵・橘)

「後宮シリーズ」第十三巻。「後宮茶華伝」今作の主人公の高秋霆(今上 嘉明帝の異母兄)が後ろ向き過ぎて読んでいて辛かったです。まあ、母親が廃妃だし、前王妃のあれこれを考えると無理もないと思いましたが。勅命で秋霆の継室になった孫月娥がどう心を溶かしていくのか、ドキドキしながら読みました。怨天教団と皇室のせめぎ合い、結末はどうなるのかしら?明王朝を擬していると言うので、史実とどう変えていくのかが、これからも楽しみです。それにしても、自分で系図書きながら読んではいますが、そろそろ頭パンクしかかってます(苦笑)。

2024/01/27

よっち

都のはずれの小廟で女道士として暮らす孫月娥。かつて暴漢から救ってくれた整斗王・高秋霆に密かに恋をしていた彼女が、突然下された勅命により還俗して宗室に嫁ぐことになる数奇な運命の物語。帝国の繁栄に翳りが見え始め邪教の隆盛する状況で、宗室に迎えられたその身に忌まわしい痣を持つ美しい月娥と、実は妻が忘れられない秋霆が仕方なく受け入れた仮初めの婚姻。想い人に嫁げた喜びと報われぬ複雑な想いを抱える月娥でしたけど、明かされてゆく整斗王の過去、そして陰謀に巻き込まれてゆく中で変わってゆく二人の関係には救われる思いでした。

2023/12/19

栗山いなり

女道士・月娥と彼女が恋する秋霆との恋模様と彼らの周囲の人々と凱王朝の動きを描いた中華ファンタジー小説。400ページ超えの大作だったから読むのが結構大変だった。内容は悪くなかったしハッピーエンドで終わって良かったけどね

2024/03/09

万論

主題ではなく、周りが騒がしい。本来後宮なんてこんなもんだろうけど、読みにくさを感じた。

2024/01/06

鳩羽

孤児であり、とある事情から出家して道姑となった孫月娥。暴漢に襲われたのを救ってくれた整斗王・高秋霆を密かに慕っていたが、勅命により秋霆の継室となることが決定する。初恋の成就に胸をときめかせる月娥だが、秋霆は形だけの婚姻で、いずれ離縁するつもりでおり…。衰退の影が見えてきた大帝国凱の宗家のもろもろと、執拗に宗室を狙う邪教、宦官達が潜ませるスパイの暗躍を背景に、繊細な美しさと煌びやかさで彩られた皇子と王妃の恋愛話が語られる。茶事に詳しい月娥の、人の心を真っ直ぐに見抜いて、慰撫する様が魅力的な主人公だった。

2023/12/28

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