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覇王の後宮 天命の花嫁と百年の寵愛 (ポプラ文庫ピュアフル Pは 6-1)

覇王の後宮 天命の花嫁と百年の寵愛 (ポプラ文庫ピュアフル Pは 6-1)

覇王の後宮 天命の花嫁と百年の寵愛 (ポプラ文庫ピュアフル Pは 6-1)

作家
はるおかりの
出版社
ポプラ社
発売日
2023-04-06
ISBN
9784591177945
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「覇王の後宮 天命の花嫁と百年の寵愛 (ポプラ文庫ピュアフル Pは 6-1)」のおすすめレビュー

花嫁は父親の元婚約者!? 陰謀渦巻く後宮を舞台に、思惑を探り合う男女のドラマチックストーリー

『覇王の後宮 天命の花嫁と百年の寵愛』(はるおかりの/ポプラ社)

 これまでに数々の「後宮ファンタジー小説」を手がけ、きらびやかな世界と男女の愛憎劇を濃密に描き続ける、はるおかりの氏。最新作の『覇王の後宮 天命の花嫁と百年の寵愛』(ポプラ社)は、烈・迅・成の三国が中原の覇を競い合う乱世を舞台にした中華後宮ファンタジーだ。

 皇帝が急死し、三皇子の元世龍が皇位を継ぐことになった烈国。大喪会場に成国の公主・史金麗が乱入し、その棺にとりすがって泣き崩れた。この地では鳳凰の化身である瑞兆天女の言い伝えが古くからあり、心から愛した男を超常の力で助け、天下をもたらすと語り継がれてきた。金麗は占いにより伝説の瑞兆天女だとされ、天下平定の大望を抱く皇帝は彼女に求婚していたのである。

 そんな伝説を信じていない世龍は、金麗に帰国をうながした。ところが彼女は顔も見たことがなかった亡き婚約者に操を立て、頑なに帰国を拒否するのである。烈国には新皇帝が先代の妻妾を娶る風習があり、このまま残れば金麗は世龍の妻の一人となる。遊牧騎馬民族の流れを汲む烈を蛮族と蔑み、婚姻を疎んで自害…

2023/4/11

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覇王の後宮 天命の花嫁と百年の寵愛 (ポプラ文庫ピュアフル Pは 6-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あっか

新刊。はるおかりのさんの中華後宮ものはとても好きなので新作が読めて嬉しい。読み始めるのを躊躇するほどの分厚さ(そしてページに余白なく文字びっしり!)だけど、さすが読み始めたら凄い吸引力で一気読み。著者さんは正に大団円をくれるので安心して読み進められます。2人の仲、特に金麗がまだるっこしいけどそれがとても良き♡著者さんにしては敵が分かりやすすぎてあれ?と思ったけどやっぱり最後にもうひと波乱あった!笑 見抜けなかったな〜。登場人物にもそれぞれ魅力があるので外伝を読みたくなるくらい。続編があるならなお嬉しい!

2023/04/22

坂城 弥生

男を信じられない公主と公主との結婚を破棄しようとるする皇帝。

2023/07/14

よっち

急死した烈国皇帝の葬儀。そこに後宮に入るはずの成国公主・史金麗がやってきて、烈国のしきたりにより皇帝の息子で新帝の元世龍が代わりに娶るファンタジー。顔も知らない婚約者の棺にすがりついて泣き崩れる金麗が、胡散臭く見えてしまう世龍。占いによれば金麗は「伝説の瑞兆天女」とされ、側近に娶れと言われながら気が進まない世龍に対し、それでも嫁がなければならない金麗側の事情。不器用で複雑な想いを抱える二人が、激動の展開のなかで共に歩む決意を固めてゆくその様子は、いつの間にかお互いのことが好き過ぎてお似合いの二人でしたね。

2023/05/16

ぐっち

急死した皇帝の葬儀に、花嫁姿で飛び込んできたのは、隣国の公主。何が目的かと思ってたら、なるほど納得の事情。最初は避けあってた金麗と世龍がだんだん近づいていく様子が良かったです。主役カップル以外に厳しいはるおかさん、今回もまさかの敵がいてびっくり。最後の数行、続くようなら詳しく読みたいです。

2023/05/07

はなりん

母后と兄を冤罪で亡くして、後宮で奴婢と同じような生活と壮絶ないじめにあっていた成国公主金麗。烈国の皇帝に嫁ぐため、烈国に着いたら、嫁ぐはずの皇帝の葬儀中で、次期皇帝の世龍に嫁ぐ事に。これまでの生い立ちから男性からの愛情を信じてない金麗と、帝位に着いたばかりで厄介事を抱えたくない世龍の反発から始まる関係が、段々相手を意識する様になっていく。金麗が裏切られる事を恐れるあまりモダモダが長かった。黒幕が意外な人でびっくり。

2023/10/22

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