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後宮史華伝 すべて夢の如し (集英社オレンジ文庫)

後宮史華伝 すべて夢の如し (集英社オレンジ文庫)

後宮史華伝 すべて夢の如し (集英社オレンジ文庫)

作家
はるおかりの
泉 リリカ
出版社
集英社
発売日
2024-01-18
ISBN
9784086805377
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後宮史華伝 すべて夢の如し (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

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kagetrasama-aoi(葵・橘)

「後宮シリーズ」短編集。「後宮史華伝」シリーズ本編では語られることのなかった、大凱帝国の後宮に生きる皇族や美姫、宦官たちの秘話15編。登場人物が多いこのシリーズ、主役は皇室の男性とその配偶者と言うパターンが通常形態、そして必ず後宮には宦官がいて。宦官の裏事情は大体胸が痛くなるもので、読後感が爽やか…と言えません。このシリーズは凱帝国が終焉に向かう有様を描ききるんでしょう、多分。ここまで読んだら終わりを見届けたい思いが強くなりました。本編とは別角度から描かれた一つ一つの短編、興味深く読了しました。

2024/02/13

よっち

シリーズ本編では語られることのなかった、大凱帝国の後宮に生きる皇族や美姫、宦官たちの秘されたエピソードを収録する『後宮史華伝』シリーズ短編集。『後宮染華伝』『後宮戯華伝』『後宮茶華伝』など、登場人物たちの前日譚や後日譚を描いたWEBマガジンや公式HP、購入者特典などで描かれた短編者SSに、書下ろしを三編加えた全十五のエピソードを掲載する構成で、もともと登場人物がかなり多いシリーズでしたけど、本編で描ききれなかった主人公たち以外の関係についても、ひとつひとつ丁寧に描かれた興味深いエピソードになっていました。

2024/01/18

栗山いなり

シリーズ本編で語られなかった秘話を収録した短編集。中華ファンタジーでありながらどこか現代の自分達にも刺さる部分を持つエピソードが多く収録されていた印象。正直言って、結構良かった

2024/02/23

鳩羽

大凱帝国の皇帝、妃嬪、宦官たちの語られてこなかったエピソード、生い立ちなどが、印象的に、多少の驚きをもって描かれる15編。これはさすがに既刊を読んでいないと、楽しめない巻だろうと思う。李紫蓮と妃達の関係が好きだったので、染華伝の外伝が面白く読めたが、登場人物が多いので誰だったっけと思う人も時々。淫芥は知れば知るほどいいキャラなので、幸せになってほしいけど、活躍すると死にそうな気もして不安。「卵翼の恩」「昔日」「梨花万片東風を追う」が好き。

2024/01/23

よっしー

文字びっしりで分厚いけど、短編なので割と読みやすかったかな。コバルトのシリーズを読んだのが大分前なので、作者さんの解説もありがたかった。とは言え正直「誰だったっけ?」も多し💦コバルトでの一部完結後すぐに読みたかったな…。

2024/02/29

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