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おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像 (集英社新書)

おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像 (集英社新書)

おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像 (集英社新書)

作家
前田啓介
出版社
集英社
発売日
2024-01-17
ISBN
9784087212983
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おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像 (集英社新書) / 感想・レビュー

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バッシー

岡本喜八ファン必読。だが映画ファンには向かない本かもしれない。監督作品の根源が知れてよかった。大正10年代後半生まれで生死の差が「紙一重」だった戦中派の中でも、軍隊経験があるかどうかはかなり大きい差なのかも。

2024/04/21

湯豆腐

新発見の資料や関係者の証言から戦前・戦中の青年岡本喜八郎の実像を探り、後年の映画監督岡本喜八の作品に与えた影響を論じている。新たに見つかった日記をもとに戦中の喜八郎の考えをたどり、複数の資料・証言から後年のエッセイの記述とは若干異なる空襲体験の真相に迫る1〜3章は圧巻の内容。4章の作品論では、喜劇の中になぜ死なねばならないのか、何のためなら死ねるのかといった問いを常に盛り込んだものとして喜八の作品を考察している。同じ戦中派世代の中での喜八の特色をもう少し知れるとなおよかった。

2024/02/26

onepei

変わった視点の評伝だった気がする

2024/03/07

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