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ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化 (集英社新書)

ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化 (集英社新書)

ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化 (集英社新書)

作家
中川裕
野田サトル
出版社
集英社
発売日
2024-02-16
ISBN
9784087213027
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「ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化 (集英社新書)」のおすすめレビュー

山﨑賢人主演で話題『ゴールデンカムイ』の世界を深掘りする1冊。コミックスのカバーに書かれた謎の言葉の意味とは?

『ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化(集英社新書)』(中川裕:著、野田サトル:イラスト/集英社)

 北海道や樺太の大自然、アイヌの埋蔵金、網走監獄の囚人たち……さまざまな魅力的要素が絡み合い、人気を博している『ゴールデンカムイ』。マンガ原作は2022年に完結したが、アニメ、山﨑賢人主演の実写映画や連続ドラマと、さらに大きな話題となっている。

『ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化(集英社新書)』(中川裕:著、野田サトル:イラスト/集英社)は、原作のさまざまなシーンを参照しながらアイヌ文化を解説している一冊だ。作品が人気になる中で、「アイヌ民族の文化や歴史を美化しすぎている」といった声も上がったとされている本作。たしかに、アイヌ民族が差別や偏見などと闘ってきた歴史の描写は作中になく、「カッコいいアイヌ」が描かれた物語と言えるだろう。とはいえ、本書を読めば、原作者がいかに真摯にアイヌ文化と向き合い、取材や調査を重ねた上でこの作品を描いたかがわかるだろう。

 そして、この作品によって、多くの人がアイヌ文化への興味を持つことになったのは疑いない。私がこの…

2024/4/7

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ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化 (集英社新書) / 感想・レビュー

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パトラッシュ

アイヌの歴史や文化を知る上で『ゴールデンカムイ』は必読書だが、全31巻の大作に未知な時代と人が描かれるため、さりげなく描かれた大切なものを見落としてしまう場合もある。また現在は訪問不可能な地が舞台の樺太編は、日露交流史やロシア史も知らねば理解が難しい。いわば漫画だけではとらえ切れない作品の背景を、アイヌ語監修者が懇切丁寧に解き明かす入門解説書となっている。あの絵にはこんな意味があったのかとか、登場人物の過去や物語の背景を考えるのに不可欠な知識を提示し、アイヌを心性史的な視点から考える補助線にもなっている。

2024/03/17

KAZOO

「ゴールデンカムイ」ももうすぐ全巻を読み終わるところです。このコミックに関するアイヌ文化についての本は「アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」」に引き続くもので非常に力作であると感じました。原作のコミックの絵を時たま引用したり写真なども多用したりして、これだけアイヌ文化をわかりやすく解説した本はあまりないのではないかと感じました(と言いながらほかの本はあまり読んではいないのですが)。

2024/03/03

Die-Go

図書館本。漫画『ゴールデンカムイ』を挿絵に、消え去らんとしているアイヌの本来持つ豊かな文化を読みやすく学べる。コタンに行きたくなる。★★★★☆

2024/03/25

ポチ

アイヌの文化や生活などを漫画のゴールデンカムイを挿絵にして説明。自然を敬い感謝するアイヌの人達の事がよく分かる。

2024/04/12

nonpono

昨年の電子版のアニメ無料公開ではまり、三周くらい読んだゴールデンカムイ。アニメも映画も鑑賞したが、もっと早くにこの本を手にとっていたら、もやもやが少なくなったと思う。アイヌの家、服、道具、狩猟などのアイヌの暮らし方、生き方、そして文化を丁寧に解説してくれる。わたしは、なぜ樺太なのかがよくわからなかったが、歴史の背景を知ると、アシリパの父ウイルク、友人のキロランケ、ソフィアの思想についてが、すとんと理解出来た。漫画の副読本としてはもちろんだが、アイヌ文化を理解する為にも、美しい絵から学べるので楽しく読めた。

2024/05/08

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